blog
今日は第1火曜日につき、アセットフォーはお休みです。
いよいよ9月に突入しました。
今年もあと4か月しかないんですね・・・。
無事、お正月を迎える事ができるのかな???
まずは台風シーズンを乗り越えなきゃいけません・・・。
現場の人間になって久しい私ですから、梅雨シーズンと台風シーズンは嫌いです。
雨が続くたびに気分が沈むし、台風が近づくたびに心配になります。
そんな日は、気温が高くない割に湿度が高かったりするから室内の温熱環境もコントロールが難しくなるでしょ?
その点もストレスになりがちなんですよね・・・。
冷房運転が良いの?
それとも除湿運転が良いの?
なんて質問が来るたびに、モヤモヤする訳です。
だってメーカーやエアコンのグレードにより、除湿運転って違うでしょ?
という訳で、ダイキン工業のカタログにあった除湿(ドライ)方式による違いを紹介したいと思います。
ご自分の使っているエアコンが、どれに該当するかを調べてみると上手な使い方がわかるかもしれません。
ここでは6つの方式を挙げています。
①マイコン方式
もっとも一般的な方式です。
弱冷房を行い、空気を冷やして除湿します。
お勧めシーンは暑い時。
メリットは電気代が安い事。
湿度を下げようとすると、室温も下がってしまうのがデメリットです。
冷房運転に比べて冷やす部分を少なくしています。
だから弱冷房除湿とも言われています。
②再熱除湿方式
高級タイプは、この方式が多いかも・・・。
除湿した冷たい空気に室外機の排熱を利用した暖気を混ぜ合わせて、室内に供給します。
幅広いシーンに対応可能。
メリットは、除湿をしても寒くならない事。
電気代が高いのがデメリットです。
冷房しつつ暖房もしている訳ですから、快適だけど省エネではありません!
この2つが一般的な除湿方式となります。
でもダイキン工業のエアコンには、以下の4方式があるようです。
③さらら除湿方式
お部屋の状況によって熱交換器に流れる冷媒の量を切り替え、お部屋の空気中の熱を混ぜ合わせて除湿を行います。
②と違い、室外機の排熱は利用せずお部屋の空気の熱を利用します。
夏の設定温度に近づいた時に有効です。
メリットは寒くなりにくい事。
再熱除湿方式よりも電気代が安くなります。
低負荷時の除湿量が少なく、増やそうとすると寒くなるのがデメリットです。
どちらかと言えば、マイコン方式をさらに細かくコントロールしているだけなのでは?
④さらら除湿方式(ハイブリッド)
③をさらに進化させ、低負荷時に合わせて吹き出し温度を調整し連続除湿が可能となりました。
夏の夜間のような低負荷な環境に有効です。
メリットは③と同じ。
梅雨時期などの低負荷時に多くの除湿量を求められる時、除湿しきれない場合があるようです。
③に低負荷な再熱除湿をONしたのかな?
⑤さらら除湿方式(リニアハイブリッド)
④をさらに進化、業界初の『多段階電子膨張弁』を使用する事で吹き出し温度は一定のまま、除湿量を自在にコントロールできます。
梅雨時期などのさらに低負荷な環境に有効。
④に比べ、低負荷時でもパワフルな除湿が可能です。
ここにはデメリットは書かれていません。
③に再熱除湿をONしたと思われます。
電気代はどうなの?
⑥給気除湿方式
屋外の乾燥した空気を室内に取り込む事でお部屋の湿度を下げます。
外が乾燥している冬に有効。
0℃でも除湿が可能です。
ちょっと意味がわかりません。
冬に除湿する必要なんてあるの???
デメリットとして、高温多湿の夏場など、屋外の方が湿度が高い場合は除湿出来ないと書かれています。
???
⑥は問題外として、①と②のどちらを選ぶのか?
という事のようですね。
②は良いけど、もう少し電気代を抑えたいという方は③④⑤を選べば良いのかな?
でも③④は、②に比べて除湿能力が低そうです。
結局②と⑤の比較になりそうな気がします。
なお、③④⑤⑥の除湿方式は、一部の機種にて全て採用されています。
1年を通じてこれらを上手に使い分ける事で、快適な除湿を実現しているとの事。
いずれにしても、②③④⑤は①に比べて高価です。
そして電気代も掛かります。
除湿性能と費用対効果を比較するのは面倒だし・・・。
結局、モヤモヤするんですよね。
posted by Hoppy Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。