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板橋で工事中の『FPの家 M邸』の写真です。
ユニットバスの浴槽を撮ってみました。
最近ではすっかり当たり前になった感のある『高断熱浴槽』ですが
弊社では発売当初から採用していました。
読んで字の如し、断熱性の高い浴槽です。
「家族が多く、最後に入浴すると、お湯が冷めている…」
「追いだきを忘れ、お風呂に浸かれなかった…」
そんなお風呂のお湯の温度問題を解決してくれます。
浴槽とフタの両方に保温構造を採用することで
4時間後の湯温低下も2.5℃以下との事。
お湯が冷めづらく
追いだきの回数もグッと減らせるので節約につながります。
以前のユニットバスって、洗い場の下や浴槽は無断熱だったんです。
信じられないでしょ?
でも、ある時期から急に各メーカーが売り出したんです。
発売当初、私は懐疑的でした。
(また、こんなモノ作っちゃって・・・。)
(浴室部分の基礎断熱をしっかりとすればイイジャン!)
そう考えていたんです。
最近でこそ基礎断熱は増えていますが、以前は床断熱が主流でした。
当然、ユニットバスの基礎には基礎断熱が必要となります。
でも当時は、これを省略している建物も多かったんです。
基礎断熱をしてないと、浴室が寒いだろうなぁー。
と他人事ながら心配はしていました・・・。
そんな時に出始めた設備です。
いい加減な断熱でも浴室が寒くならない為の設備として
開発されたんだろうなぁーと勘違いしていたんです。
これを採用しておけば、より快適になるのでは・・・。
実は、その程度の期待しかしていなかったんです。
でも我が家で採用してみると・・・。
浴槽に貼られた断熱材が良い仕事をしてくれました。
高断熱浴槽の写真です。
たいして厚くないEPSが満遍なく貼られています。
もっと高性能な断熱材にすればいいのに!
もっと厚くしないと効果が期待できないのでは?
とも考えていました。
でも意外とお湯が冷めません。
密着しているのが良いんでしょうね。
ここからは我が家の話です。
夜10時頃にお湯を張る事が多い我が家の場合は、お湯張りが終わり次第保温運転を止めてしまいます。
極力、続けて入浴するように心掛けていますが、当然追い炊きはNG!
お湯が冷めることがないので・・・。
そして、断熱蓋をした状態でお湯を朝まで残しておきます。
残り湯を洗濯水として利用する為です。
ちなみに残り湯の温度は37℃程度。
すでに11時間も経過しています。
それなのに、湯温低下は2~3℃に抑えられているんです。
凄いですよね。
もちろん弊社では、浴室下の基礎に断熱材を貼っています。
耐圧盤全面に厚さ50mmの断熱材(熱伝導率:0.021W/m・K)。
立ち上がりにも、同じ断熱材を貼っています。
また浴室周りの間仕切壁や、天井には厚さ100mmのGW(16K)も充填。
壁や天井から他の部屋に熱が逃げるのを抑えるのが目的です。
これらが相まって、浴槽内のお湯が冷めにくくなっていると思われます。
お湯を給湯機で保温するのって、結構エネルギーを消費するんですよね。
高断熱浴槽&断熱蓋を採用して大正解でした。
おまけに洗濯に残り湯を使うので、水道代の節約が出来ます。
しかもお湯を使うから、汚れも良く落ちます。
洗剤を減らせば、環境負荷の低減にもつながるでしょ?
給湯エネルギー・水の節約と合わせて、地球環境にも優しい訳です。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。