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板橋で工事中の『FPの家 M邸』の話です。
久し振りに防水バルコニーを設けました。
3階に非常用侵入口に代わる窓を設置しなければならないからです。
バルコニーへの出入り用の掃き出し窓を設け、転落防止を目的とする手摺壁も設けました。
手摺壁の天端から立ち上がり、バルコニーの床全てにFRP防水を施しています。
写真のグレー色の部分です。
FRP防水自体は非常に防水性・耐久性が高い素材です。
でも手摺壁の天端に関しては、他との取合い等色々な施工が必要となります。
日本住宅保証検査機構 編
東海大学名誉教授石川廣三 監修
『防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2021』
には、イラストと共にこんなポイントが掲載されています。
①手すり壁・パラペット上端部は、金属製の笠木を設置するなど適切な防水措置を施す。
②防水層をパラペット上端部まで施工する場合
両面粘着防水テープ(幅100mm以上を通し張り)を用い防水層と鞍掛けシートの連続性を確保する。
③雨の当たり方が強い立地条件の場合、笠木の通気口に防雨効果のある通気部材などを設置する。
これを受けて弊社でも、この通りの防水施工を実施しています。
その上で、躯体との取合い部にはウルトのコーナー用気密防水シールを貼付。
手摺壁隅部の天端には、更に両面粘着テープを貼りNJKのシールドコーナーBを被せました。
また笠木下には、防雨効果のある通気部材を設置する予定です。
アルミ笠木って、雨の侵入を防ぐ事が出来ません。
だからこそ、こうした防水施工って重要だと思います。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。