日本住環境㈱の気密柱バリアーという部材を使って気密処理を行いました。

10月05日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々雨。

なんとも、はっきりしない天気です😢

練馬区の『FPの家 C邸』では、樹脂サッシの取付が終わったので地味な作業を始めています。

1階柱とネダノン合板の取合いを撮ってみました。

昨日までは、こんな状態でした。

ネダノン合板と柱の間に出来た隙間に発泡ウレタンを充填し、出っ張った部分を平らに切削。

この上に日本住環境㈱の気密柱バリアーという部材を使って気密処理を行った訳です。

メーカーの施工要領を挙げておきます。

『気密簡素化』と謳われているだけあって、とにかく施工は簡単です。

しかも確実に気密性が担保されます。

以前はアルミテープを使って気密施工を行っていましたが、入隅部の貼りが甘いとフローリングを張った際にテープが切れる事があるんですよね・・・。

その点、気密柱バリアーは心配ありません。

柱回りとネダノン合板のジョイント部の気密処理を終えないと、筋違施工が出来ないんです。

正しく言えば出来ない事はないんです。

ただ筋違にテープを貼るのは面倒なので、気密処理を終えた上に筋違を留め付けます。

写真のようにです。

これだと簡単なんです。

不思議なもので、簡単に行える施工ほど品質も高いんですよね・・・。

こんな感じで、現在1階部分の筋違を施工しています。

1階が終われば、2階に上がります。

既に柱脚・柱頭金物等の取付は完了済み。

筋違の取付&筋違金物の留付が完了すれば、瑕疵保険の躯体検査を申し込む事が出来ます。

1階床を貫通する配管回りにも、気密施工を行いました。

ここも柱同様に、昨日までは硬化した発泡ウレタンの出っ張った部分を切削した状態だったんです。

以前は、上イラストのように気密テープで配管回りの隙間を無くしていました。

でも現在は日本住環境㈱のケルプを利用しています。

これまた簡単に出来て、確実に気密性が担保できるんです。

メーカーのマニュアルを挙げてみましたが、本当に簡単です。

ただ発泡ポリエチレンなので、傷に弱いのが珠に瑕。

だから状況に応じて、アルミテープを上貼りする事もあります。

せっかくの気密部材も、破れれば意味がありませんから・・・。

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