あまり強くフローリングを押し付けると、スペーサーが抜けなくなる事もあります。

10月29日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇りのち雨。

気温も18℃までしか上がらないようです。

11月上旬並みの気温との事。

ちょっと寒く感じます。

練馬区で工事中の『FPの家 C邸』では、こんな作業が始まりました。

1階部分の無垢フローリングを張り込んでいます。

今回採用したのは、ホワイトオークのユニタイプ。

オークはブナ科に分類されますが、その種類は数百にも及びます。

天然木ですから、上写真のようなキャラクターが点在します。

これを欠点と捉える人もいるでしょうし、個性とか『無垢材ならではの趣』と捉える人もいると思います。

弊社のユーザーは、後者が多いようです。

こうしたキャラクターを気にする人はいません。

以下、各キャラクターについて簡単に説明してみようと思います。

①ノット・ピンノット

 枝の付け根部分が幹に包み込まれてできたものをノット(節)と言います。

 また、その小さなものをピンノット(葉節)と言います。

②パークポケット

 樹皮が傷ついた時に、その部分を癒やそうと巻き込むようにして新たな形成層が成長します。
 その痕跡として生じる筋やカスレたような色変わりをバークポケット(樹皮痕)と言います。
③虎班(とらふ)
 
 ブナ科の木材の柾目面に見られる放射組織によって縞目模様となる杢目。
 斑紋・シメバーグレインとも言います。
 放射組織が作る滑らかな紋様で、虎のような斑点模様に見えるます。

 

④ミネラルストリーク

 道管やその他の細胞中に堆積した炭酸塩などによって生じる暗色の筋。

 鉱条とも言います。

樹は長い年月、育った場所や気候の変動、鳥や獣との接触など 、自然環境の影響を受けながら懸命に生きています。

その様々な生命活動の痕跡痕跡 は、その樹種の特徴として表情に独特の趣を生み出します。

天然木の美しさ=生命の輝き

これをできるだけ、そのままに味わう。

そして経年変化を楽しむ。

これが無垢フローリングの良さだと思います。

但し、合板を使った複合フローリングと違い施工には気を使う必要があります。

例えば季節により伸び縮みするので、予め、その動きを予想する必要があります。

弊社は合成接着剤をあまり使いたくありません。

そこで、無垢フローリングの伸縮巾に合わせて目地幅を調整するようにしています。

なお目地幅は、以下の要素により算出しています。

①フローリングの含水率

②採用する樹種の伸縮度係数

③フローリング巾

なお伸縮度係数は、板目・木目によっても異なります。

これらを踏まえて伸縮巾を算出し、目地幅を決定

あとは目地幅に応じたスペーサーを用意し、これを挟んでフローリングを敷き込みます。

写真の緑色のパーツがスペーサーです。

あまり強くフローリングを押し付けると、スペーサーが抜けなくなる事もあります。

慣れない大工さんだと、結構手間取るようですね。

でも弊社の大工であれば、大丈夫

なにしろ、無垢フローリングしか張っていませんから・・・。

OBに聞くと、足触りが良いそうです。

弊社のOBは裸足で過ごす方が多いんです。

  •  

     

     

    https://www.assetfor.co.jp 

    posted by AssetRed 

    住所:東京都練馬区北町2-13-11  

    電話:03-3550-1311 

    東武東上線 東武練馬駅下車5分

    ただいま、現場監督見習いを募集しています。

    https://www.assetfor.co.jp/recruit/

    上記をご確認ください。

練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーへ資料請求
練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーの見学会へ
  • 練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのFacebook
練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのホームページTOPへ