水引きとは、モルタル下地がスイス漆喰の水分を吸う事を言います。

11月07日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ。

いつの間にか、暦上では冬になっていました。

秋らしい日がほぼ無かったように記憶しているんですが・・・。

でも今日は、メチャクチャ気持ち良い秋晴れ

天気予報では木枯らし1号が吹くかもと言っていましたが・・・。

 

たまには板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の様子を挙げてみようと思います。

お昼直前の写真です。

十分乾燥したモルタル外壁の上に白い液体をローラーで塗っています。

この液体、ミネラル下地材と言います。

スイス漆喰専用の下地材です。

モルタル下地とスイス漆喰の密着を高め、水引きを抑える効果があるそうです。

ちなみにこの場合の水引きとは、モルタル下地がスイス漆喰の水分を吸う事を言います。

下地が上塗り材の水分を吸い過ぎると、施工がしづらくなります。

また施工不良を招く場合もあるそうです。

写真は15kg入りの容器で、これ1個で40~50㎡塗る事が出来ます。

水などを加えて薄めることはありません。

よく攪拌し、これをモルタルの上に塗るだけなんです。

ローラーを転がすだけですから、簡単そうに見えます。

今回は4~5個分の下地材を使う予定です。

ミネラル下地テクスチャー

乾くと、写真のようになります。

内装なら、これだけでもイケそうですよね・・・。

でも、そんな訳にはいきません。

乾いたら、この上にスイス漆喰を鏝で塗りたくります。

朝から2人掛かりで作業に当たってもらいました。

マスキングの確認&補修も含め、なんとか今日中に塗り終える予定です。

ちなみに下地材を塗った日に、上塗り材を塗る事は出来ません。

こうして塗っておけば、手が空き次第乗り込める訳です。

室内ではパテ処理が終わり、クロス工事が始まりました。

施工面積はそれほど大きくありませんが、施工環境が厳しいので思ったよりも手間取っているようです。

まずは天井クロスから貼り始めました。

コツコツと作業を続けてもらいます・・・。

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