一般的なシートと違い、ウルトのハイムシールドは80~100年もちます。

練馬区で工事中の『FPの家 C邸』の話です。

一般的には、透湿防水シートを躯体に留め付けるのにステープルを使います。

ホッチキスのデカい奴だと思ってください。

でも弊社では、キャップ付のステープルを使うようになりました。

青いお皿がキャップです。

その上からステープルを留めています。

皆さんもイメージしてみましょう。

2枚の紙をホッチキスで留めます。

紙を引っ張っると、ホッチキスの針穴から破れると思います。

透湿防水シートも同様です。

風や地震で建物が変形すると、ステープル針回りから破れるんです。

そこで、針とシートの間に樹脂製のお皿を挟む事にしました。

お皿が面でシートを押さえるので、シートの動きを抑制できます。

その結果、破れにくくなるんです。

また針回りからの雨水の侵入も防いでくれます。

台風の際には、シートのバタツキも防ぎます。

お皿をプラスするだけで、たくさんのメリットがあるんです。

でも、いちいちお皿の上から針を打つなんて面倒ですよね

そこで弊社では、こんな工具を利用しています。

スティンガーキャップハンマーと言います。

かなりイカツイ名前ですよね

でも使い勝手は悪くありません。

エアーで針を打ち出してくれます。

その際にキャップも出してくれるんです。

だから普通のエアタッカーと同じように使えます。

キャップを収納する部分が少し邪魔ですが・・・。

でも、時々打ち損じがあります。

針の入り方が浅いんです。

見つけると金槌で叩いて直します。

針がお皿の真ん中ではなく、端っこに入る事もあります。

こんな場合には、念のため、お皿の上に防水テープを貼っています。

真ん中に針がないと、押さえが効かない気がするからです。

あまりにも端に寄り過ぎている場合は、抜いてしまいます。

そして新たにキャップ付ステープルを留め付けます。

その際にはエアーツールを使わずに、ハンドタイプのキャップハンマーを使います。

こんな工具です。

ハンマータッカーと同じ要領で叩けば、お皿と針を同時に留め付ける事が出来ます。

少し重いのが難点かも

キャップの留付け具合をチェックしていると、仮留め用のステープルが所々に打たれているのを発見しました。

こんな場合には、針の上に防水テープを貼っておきます。

こうしておけば、針回りからの雨水侵入を防げるでしょ

同様にシートの傷や針穴にも防水テープを貼っておきます。

一般的なシートと違い、ウルトのハイムシールドは80~100年もちます。

その分、ステープル等の耐久性も求められると思うんです。

だからこそ、考えられる対策は打っておくべきだと考えます。

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