配管内の臭い等が逆流する恐れがあるんです。

先日、弊社OB宅にお邪魔してきました。

その時に出た話題を書こうと思います。

こちらのお宅では、アプローチの近くにエアコンの室外機を設置しています。

また室外機の下には、コンクリートが打設してあります。

時々見かける状況だと思います。

コレ、夏になると、ある問題を起こします。

室外機って、室内から回収した水分をドレンホースから排水するでしょ

現場写真を良く見ると、室外機左側の脚からドレンホースが出ているのが見えると思います。

ここから出た水は、コンクリートの上に落ちます。

そして拡がっていきます。

濡れたコンクリートは、放っておけばすぐに乾きそうなものですよね

でも乾く間もなく排水が続くので、染みはどんどん拡がっていきます。

アプローチにおねしょのような染みがあるのは、ちょっと気になりますよね。

OBからも相談を受けました。

たまたま室外機のすぐ左側が土になっているので、ドレンホースを延長することを提案しました。

こうした場合の排水対策は必須ですね。

製品の画像

写真のような簡易排水キットもあるようですが、あまり恰好よくありません。

どうせなら雨水管に接続して排水したいところです。

でもドレン水は冷房時にしか出ません。

トラップを設けても、乾いて封水が切れてしまいます。

配管内の臭い等が逆流する恐れがあるんです。

この手は、やらない方が無難かな・・・。

写真のように室外機の下を砂利敷きとするのが一番かもしれません。

写真のコンクリートは濡れていますが、ドレンホースを室外機の真下に設ければ砂利から地面に排水されるのでコンクリートが濡れる事はありません。

これなら費用もたいして掛かりません。

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