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練馬区で工事中の『FPの家 C邸』の話です。
透湿防水シートの外側のFケーブルを撮ってみました。
Fケーブル自体は、梁と天井野縁の間のスペースからシート外側に出しています。
もちろん貫通部には、防水処理を行っています。
そして、そこから防水コンセント設置部分までFケーブルを配線しています。
ケーブル留付に絶縁ステープルは使わず、防水テープで固定します。
シートに穴を明けたくないでしょ!
あとは、防水コンセントの位置で折り曲げたFケーブルの周りに傷防止策を行えば良いんです。
いつもはウルトの気密防水スリーブを使い、Fケーブル周りに厚手の防水テープをグルグルと巻いていました。
こうした配線って、ラス網施工の際にラス網と接触して傷付くことがあるんです。
傷付いたFケーブルは漏電を招きます。
イザ電気を流したら、漏電ブレーカーが上がってしまう事になります。
そのために、こうした対策を行っていました。
でも今回は、別の対策を試してみました。
Fケーブルの折り曲げ部分に、写真のような部材を取り付けてみたんです。
パナソニックの防水ブッシュという、ゴム製品です。
ホームセンターで見掛け、使えそうだなと思いました。
調べてみると、本来の用途とは違います。
でも肉厚で、傷の防止は問題なく出来そうです。
ステープル&防水テープで固定して、写真のように仕上げました。
施工性は上々です。
首の長さが77mmあるのが魅力です。
弊社の場合、通気胴縁+モルタル+スイス漆喰の厚さが50mmあります。
首の長さが短いと、意味がありません。
77mmあれば大丈夫!
ゴム製だから、余った部分は簡単に切る事が出来ます。
価格的にも、問題ないと思います。
これはアリだな・・・。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。