打ち継ぎ部には小さな隙間があるので、水やシロアリが侵入する恐れがあります。

11月16日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り。

しばらく雨は降らないようです。

良かった・・・。

和光市で工事中の『FPの家 O邸』の様子を挙げてみようと思います。

外周部の立上り内側に鋼製型枠を設置している様子です。

弊社では、耐圧盤と外周部立上りのコンクリートを一体打ちしています。

そのため瑕疵保険の配筋検査に合格すると、すぐにこうした作業を行うようにしています。

外側の型枠は捨てコンクリートに巾留め金具を留め付け、そこに鋼製型枠を設置。

でも内枠は、このような施工方法では設置できません。

ちなみに従来の内枠施工は、耐圧盤の上に巾留め金具を留め付け、そこに鋼製型枠を設置していました。

でも一体打ちだと、巾留め金具を留め付ける所が無いでしょ

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで現在は、捨てコンの上に写真のような金物を留め付けています。

 

 

 

 

 

 

 

上図の段セパという金物です。

外側と内側のセパが段違いになっていて、耐圧盤コンクリートを打設しても型枠が埋まらないようになっています。

良く考えられていますよね。

この金物を使う事で、外周部立上りと耐圧盤を一体に打つ事が出来るようになりました。

 

 

 

 

 

 

一体打ちだと、従来の2度打ちのように『打ち継ぎ部』が出来ません。

打ち継ぎ部には小さな隙間があるので、ここから水やシロアリが侵入する恐れがあります。

以前から、これを払拭したかったんですよね。

でも、中々実現できませんでした。

でも、まだまだ経験不足の為、内部立上りまで一体打ちする事は出来ません。

色々と問題点が多くて・・・。

いずれは、オール一体打ちできるよう精進したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお型枠を設置するためには、他にも必要な作業があります。

設備用の貫通スリーブを配置したり、アンカーボルトを設置したり。

また天端高さの目安となるポインターも、このタイミングで行うようにしています。

型枠を設置すれば、いよいよコンクリートの打設です。

月曜日の朝から打設を開始する予定です。

予報通り、雨が降らない事を願います。

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