blog
今日は勤労感謝の日。
アセットフォーはお休みです。
でも現場の話を書いてみようと思います。
階段回りの写真を挙げています。
FPウレタン断熱パネルの内側に合板が貼られています。
これ、壁下地なんです。
ちなみに写真の合板の厚さは9mm。
針葉樹合板を使ったりMDFを使ったり、パーティクルボードを使ったりしています。
現場で余った端材を使っている訳です。
この上に石膏ボードを張り、その上から壁付手摺等をビスで留めます。
かなり昔は、石膏ボードの代わりにラワンベニヤを張っていました。
石膏ボードの厚さは12.5mmですから、代わりに張るラワンベニヤも12.5mmにしたいですよね?
でも当時は、12mmのラワンベニヤしかありませんでした。
だから微妙に壁の厚さが違います。
横から光が当たると、凹凸がハッキリとわかりました。
しかもラワンベニヤって、経年で痩せるんです。
凹凸が、より大きくなる訳です。
これが原因で、張替えるケースもありました。
そもそも防火規制や内装制限上、石膏ボードの代わりに合板を張るなんてNGなんですよね・・・。
という訳で、いつの間にか石膏ボードの下に下地を入れるようになりました。
間仕切り壁であれば、問題ありません。
柱や間柱の面に合わせて下地を入れ、その上に石膏ボードを張れば良いんです。
でも外壁面だと、そうもいきません。
弊社の建てるFPの家の場合、全ての外壁に面する壁には厚さ105mmのFPパネルが充填されているからです。
下地が必要であればその上に下地材を張り、さらに石膏ボードを張ります。
9mm合板を張れば、9mmだけ壁ー壁寸法が小さくなります。
例えば芯々910mmの階段であれば、105角柱の内側に12.5mmの石膏ボードを張れば
910-105-12.5-12.5=780mmが壁ー壁寸法となります。
片側に9mm合板を入れれば、これが771mmになります。
下地を厚くすれば、さらに狭くなります。
ちゃんと説明しておかないと、大きな家具が通らない事もあるんです。
下地になる石膏ボードがあればいいのに・・・。
ずーっと思っていますが、中々実現しません。
そんなに難しいことなのかな?
FPパネルの厚さを下地分薄くする方法もあります。
でも、その分断熱性能が低下するでしょ?
これも考え物なんですよね。
付加断熱しても床面積を小さくする必要がない敷地であれば、付加断熱で断熱強化できるのに・・・。
狭小地&防火対応の2重苦が弊社商圏の特徴です。
下地になる石膏ボードの登場は、色々な意味で大助かりなんです。
ひたすら期待しています。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。