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埼玉で工事中の『FPの家 O邸』の話です。
先日、基礎の型枠を徹去しました。
いわゆる脱型という作業です。
鋼製型枠を外し、トラックに積みます。
型枠にコンクリートが付着している事があるので、これをワイヤーブラシで擦り取りながらの作業となります。
前後して、型枠を固定する金具等の回収も行います。
その後、基礎周りに土を埋め戻し、基礎内の掃き掃除を行えば基礎工事完成です。
やはり道路付けが良いと、作業が捗りますね。
いつもよりかなり効率良く作業を行えた気がします。
耐圧盤に設けられた水抜栓を撮ってみました。
湿気とシロアリをシャットアウトできる多機能水抜きです。
独自のシールカップで排水と防湿を兼ね、さらにメッシュ金網でシロアリ侵入も防ぎます。
試しに部材をバラシてみました。
思った以上に部材が多いんですね・・・。
「水が抜けるように床板を貼る作業前には必ずフタを開いた状態にしてください。」
と書かれています。
要はフタを閉めれば地面からの湿気を防げるし、開ければ基礎に溜まった雨水を排水できる仕組みです。
シロアリの侵入は、フタの開閉に関わらずメッシュ金網で防げるようです。
但し耐圧盤と水抜栓の間に隙間があれば、そこからシロアリは侵入します。
だから弊社では、防蟻処理の段階で水抜栓の周りに写真のような処理を行います。
白いモノが塗られているでしょ?
これ、ボレイトフィラーと言います。
全天候型防蟻・気密ホウ酸パテです。
これを隙間に充填すれば、屋外・屋内を問わず防蟻効果が長期に渡り持続します。
これでシロアリの侵入も防げる訳です。
屋根が掛かり、雨水が基礎に落ちなくなるまではフタを開けておきます。
こうしておけば基礎内に溜まった雨水を排出出来ます。
雨が落ちなくなれば、フタを閉じます。
これでシロアリや地中からの水蒸気侵入を阻止できるようになります。
なかなか良く出来た部材ですよね?
「大切な住まいをシロアリ被害から守る」JOTOテクノらしいと思います。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。