全ての建築現場は、世界中の自然と繋がっているんですよね・・・。

埼玉で工事中の『FPの家 O邸』の話です。

建物周りの水道配管を行っています。

道路から見て建物の左右そして奥については、重機が入らないため手掘りとなります。

でも道路側であれば、重機を使う事が出来るんです。

写真のように道路にブルーシートを敷き、そこに土を仮置きしながら配管工事を進めました。

ちなみに上の写真は、地中に埋まっている既設塩ビ管を撤去している様子を撮ったもの。

基礎工事の際に、写真のような既設管が見つかったんです。

100Φの塩ビ管でした。

写真の位置から始まり、車庫スペースの既設土間の下まで繋がっています。

その為、重機でいっぺんに撤去せず、ちょっとづつ撤去する事にしました。

万が一、土間が割れると困るでしょ

ディスクグラインダーで1.0mくらいの長さに切って、撤去しました。

撤去した塩ビ管は、ガラ袋に入れて保管します。

ちなみに塩ビ管とは硬質ポリ塩化ビニル、もしくは塩化ビニル樹脂で作られたパイプを指します。

腐食に強く経済性に優れ施工も簡単なことから、多くの給水・排水設備に使われています。

腐食に強く、いつもでも地中に残っている以上、使わないパイプは撤去しなければなりません。

また撤去したら捨てないとダメでしょ

 

現場の写真ではありません。回収された塩ビ管の画像を下記ページから転載しています。

ちなみに塩ビ管は、産業廃棄物の廃プラスチック類に該当します。

また、こうした廃プラ製品は廃棄物処理法に準じて適切に処理する必要があります。

排出する事業者(アセットフォー)が適切に分別し、保管を行い、処分しなければならないんです。

例えば、塩ビ管と他の産業廃棄物を混ぜてしまうと混合廃棄物となります。

混合廃棄物と廃プラでは、カテゴリーが違うので処分方法も異なってしまいます。

処分費用も、前者の方が高いんです。

廃プラを他の産廃物と分別したら、産廃収集業者に依頼します。

収集が済むまでの保管は、弊社の責任で行います。

回収に立ち会い、確認し、処分場へ運搬して貰います。

そして発行されたマニフェスト伝票を管理します。

たかが塩ビ管とはいえ、地中から出てきたら意外と大変なんです。

面倒がって、埋めちゃう気持ちもわからない訳ではありません。

でも、ちゃんと処分して欲しいですよね・・・。

塩ビ管の正しい処分方法を説明しているコラムを見つけました。

塩ビ管の正しい処分方法とは?注意点についてもご説明 | 近畿エコロサービス株式会社

ご興味のある方は、ご確認ください。

このコラムを読んで、環境問題についても改めて考えさせられました。

全ての建築現場は、世界中の自然と繋がっているんですよね・・・。

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