土台とは骨組みの最下部にあって、柱を受け、その根本をつなぐ横材です。

12月13日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇りときどき晴れ。

最高気温も10℃に届きません。

最低気温に至っては、2℃ですって・・・。

今晩も寒くなりそうです。

そんな中、埼玉の『FPの家 O邸』では土台敷きを行いました。

土台とは木造建築物の骨組みの最下部にあって、柱を受け、その根本をつなぐ横材です。

建物の荷重を基礎に伝える、とても重要な部材と言えるでしょう。

土台の先端を撮ってみました。

弊社では、国産檜の人口乾燥材を採用しています。

年輪が見えるでしょ

檜の木の真ん中を利用している為、木の芯が見えます。

こうした材木を芯持ち材と言います。

上表には、各樹種ごとの耐蟻性(シロアリに対する耐性)が示されています。

ヒノキって、シロアリに強いイメージがあるでしょ

でも、この表によれば耐蟻性は『中』なんです。

ヒバの耐蟻性は『大』になっていますから、ヒバにした方がより安心という訳。

でも『小』には、こんな事が書かれています。

「熱帯産材の除く全ての辺材」

ちなみにヒノキやヒバは熱帯産材ではありません。

だから辺材であれば、その耐蟻性は『小』になります。

そして辺材とは、芯材の周りの材を言います。

つまり芯が無ければ樹種に関わらず、全て耐蟻性『小』になっちゃう訳です。

芯には脂が多く含まれている為、シロアリにとってはおいしくないようです。

話を元に戻しましょう。

土台を基礎の上に並べ、基礎と緊結する工程を土台敷きと言います。

弊社では基礎の上に基礎パッキンを敷き込み、その上に土台を載せています。

写真の黒いモノが、基礎パッキンです。

実は今回から、基礎パッキンを変えてみました。

従来は巾102mmのパッキンを採用していましたが、今回は巾120mmのパッキンに変更しました。

ちなみにメーカーでは前者は105mm角の土台用、後者は120mm角の土台用として設定しています。

パッキンの上に土台を載せた状態を撮ってみました。

土台は105mm角の為、パッキンの方が15mmほど出っ張っています。

この出っ張りが新方式のキモなんですよね・・・。

でも詳細は、敢えて明らかにしません

後日、タイミングを計ってご報告する積りです。

そんなに大した事ではないんですが・・・。

朝から行った土台敷きは、お昼を挟んで午後3時まで続きました。

最後は鋼製束を取り付けて、作業完了。

無事土台敷きが終わりました。

明日は朝から足場を組みます。

お昼過ぎには組みあがる予定なので、荷受けをしたら1階部分のみ建てる積りです。

明日は少し暖かくなるとの事。

安全に作業が進められそうです。

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