樹脂サッシ周りの防水・気密施工を行いました。

12月28日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々晴れ。

今日も暖かい一日になりました。

助かります・・・。

現場ネタがあったので、書く事にしました。

これが正真正銘、今年最後の現場ブログになる筈

埼玉県で工事中の『FPの家 O邸』では、樹脂サッシの取付を行っています。

予定ではサッシを取り付けず、透湿防水シートを先張りして新年を迎える筈でした。

でもサッシの搬入が一日早まったので、サッシを先付けして月曜日に透湿防水シートを張る事に・・・。

EXボードの開口際に黒いテープが貼られています。

これ、VKPテープと言います。

貼ったばかりは写真のように薄いんですが、しばらくすると膨らむようになっています。

膨らむ前にサッシのフィンを押し付け、釘で留め付けます。

イラストのようにサッシ周りにVKPテープを貼りサッシを押し付ける事で、サッシ周りの隙間を無くすことが出来ます。

サッシ下端に水切りシート、そして周りにVKPテープを貼り、樹脂サッシを押し付けた現場の様子です。

ひとまず、これで透湿防水シートを張る事が出来ます。

あとはサッシのフィンに防水テープを貼るだけです。

テープ貼りは紙張り担当にお願いしました。

サッシを内側から撮ってみました。

躯体とサッシの間にある隙間が見えるでしょうか

イラストのように、通常サッシ周りには隙間が存在します。

もっともサッシ外周にあるフィンがEXボード等の耐力面材に留め付けてある為、外が見える訳ではありません。

でもフィンの外側は外気です。

だから必ず、この隙間に断熱材を充填します。

イラストにも「隙間には断熱材の端材を詰めたり、現場発泡断熱材等で塞ぐ」と書いてあるでしょ

そして断熱材の内側に防湿フィルムを隙間なく張らなければなりません。

でも、この隙間に断熱材を充填しない現場もあるようです。

信じられません・・・。

でも良く考えてみると、せっかく断熱材を詰めても地震で躯体が動けば、隙間が出来ちゃうんですよね。

躯体に隙間なく張られた防湿フィルムが破断する事だってあります。

こうなったら、せっかくの断熱材充填や防湿フィルム施工も意味ありません・・・。

そこで弊社では、この隙間に灰色の発泡断熱材を充填するようにしています。

ウルトのピュアロジック フレックス弾性発泡ウレタンは、一般のウレタンフォームと比較して約3倍の追従性があります。

建物の動きに追従出来るので、施工後のひび割れや引き裂けを防止する事が出来るんです。

またサッシ外側のフィンとEXボードの間にVKPテープを挟んでいるので、サッシが動いても隙間が出来ません。

もちろん気密・防湿における耐震性を考慮して、このような施工を行っている訳です。

壁内に高性能断熱材を隙間なく充填していても、窓回りに隙間があったら寒くて仕方ないでしょ

でも、ここに断熱材の端材を詰めた程度では、やはり寒いと思います。

壁内と同等程度の断熱性能は無理でも、せめてサッシより断熱性能を高くしたいですよね・・・。

そうしないと、窓回りが寒く感じてしまいます。

でも実はサッシの断熱性って意外と低いんです。

例えば樹脂サッシにLow-E複層ガラスを入れた場合の断熱性は、住宅用グラスウール16K×30mmに相当。

トリプルサッシでも、55mm程度の性能しかありません。

断熱材の端材を詰めて、気密シートをしっかり張っておけば問題ない訳です。

あくまでも、本来の施工ができていればの話ですが・・・。

ちなみに弊社では、もう少し断熱性能を高める施工を実施しています。

時期が来たら、ご紹介したいと思います。

 

 

 

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