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埼玉県で工事中の『FPの家 O邸』の現場写真です。
耐力面材の外側に張られた透湿防水シートを留めている青いキャップを撮ってみました。
タッカー針(ステープル)と呼ばれる建築用ホッチキスでシートを留めるのが一般的ですが、弊社では写真のように青いお皿越しにステープルで留めています。
あまり大きな声では言えませんが、針の周りには小さな穴が明いています。
そこから雨水が侵入しそうで心配なんですよね。
だから弾力性のあるお皿を間に挟んで、穴を塞いでしまいます。
これなら心配ないでしょ?
そして、シート張り後にその留付け具合を確認するようにしています。
上の写真を見ると、お皿の下に普通の針が留められているのが見えると思います。
これ、キャップハンマーを留め付ける前に留めた仮留め用の針なんです。
シートの張り始めには、大抵2か所ほど仮留めを行っています。
でも、このままという訳にはいきません。
そこで針の上から防水テープを貼るようにしています。
また針を抜いた跡や、傷ついた部分がそのままになっている事もあります。
こうした所も、このタイミングでテープ補修するようにしています。
わざわざ青いお皿の上からステープルを留めるなんて、面倒なんじゃない?
という方も、いるかもしれませんね。
でも、そんな事はないんです。
スティンガーキャップハンマーと言う専用工具を使えば、簡単に留める事が出来ます。
長いチューブの先にコンプレッサーが繋がっていて、空気の力でバンバン留める事が出来ます。
普通のエアタッカー(電動タイプ)と違いお皿を収納する箱が付いているので、そこにお皿を入れればOK!
普通のエアタッカー同様に使えます。
でも時々、針が完全に留まっていない事があります。
そんな時は玄翁(トンカチ)で針を叩いて打ち込みます。
写真のように簡単に直す事が出来ます。
また写真のように、針がお皿の真ん中から外れている場合もあります。
こんな時は念のため、上から防水テープを貼るようにしています。
お皿を一旦取り外し、新しいお皿を留め直す事もあります。
スティンガーハンマーキャップのパンフレットから抜粋しています。
そんな時には電動タイプを使わずに、ハンドタイプのキャップハンマーを使います。
長いチューブが無いので手軽に取り扱えるのがメリットですが、時々お皿がずれてしまうのがネックだと思います。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。