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今月23日の日曜日に完成現場見学会を開催予定の、『FPの家 C邸』の現場写真です。
こちらのお宅、2階にエアコンを1台も設置していません。
だから、どの部屋を見てもスッキリ!
あっ、全館空調を採用している訳でもありません。
その証拠に、1階リビングには6帖用壁付エアコンが設置されています。
実はこの家、小屋裏エアコンを採用しているんです。
小屋裏に設置されたエアコンを撮ってみました。
小屋裏空間の為、内装仕上げはありません。
但しロフトの壁に設けた点検口から入ると、エアコンのメンテナンスが出来るように合板床は張ってあります。
安全に作業が出来るようにしておかないと、日頃のお手入れも出来ないでしょ!
小屋裏には、三菱の6帖用エアコンを採用しました。
ワイヤードリモコンを取り付ける事で、リモコン設置場所の温度環境により自動運転する事が出来るからです。
ちなみに小屋裏エアコンは夏の使用を前提にしています。
夏の小屋裏って、どうしても暑くなりやすいでしょ?
ここに小さいエアコンを設置すれば、サーモオフする時間が少なくなります。
稼働時間が増えれば除湿量が増え、室内の湿度は下がります。
快適な室内空間を維持できる訳です。
冷気は自然と1階に落ちて行きます。
だから、一番暑くなりそうな位置にワイヤードリモコンを設置するようにします。
リモコン内のセンサーで温度を感知し、エアコンの温度や風量をコントロールできるからです。
そして冬は1階リビングのエアコンを使用します。
パワーが不足するようであれば、一時的に両方使用しても構いません。
なおエアコンの空気採り入れ口の上には、自然給気口を2個設置します。
これがキモなんですよね・・・。
ここから採り入れた高湿で暑い外気をダイレクトに吸い込み、エアコンで冷やします。
この時にエアコン内で大量の結露水が発生し、ドレンホースから建物外に排出されます。
よって小屋裏内に高湿空気は入って来ません。
低湿で低温空気を小屋裏に供給する事で高効率な運転が出来る仕組みです。
夏の小屋裏内は結構低温になるので、換気システムのダクトには必ず保温します。
これを怠ると、ダクト内の空気が結露する事になります。
ちなみに小屋裏内の空気が低いため、2階天井も冷たくなります。
その為、天上からの放射冷却で2階全体が涼しくなります。
床と違い天井の場合、何も邪魔するモノが無いでしょ?
どこにいても、冷放射の恩恵を受ける事が出来るんです。
もしかしたら風のない冷房が実現できるかも・・・。
天井には写真奥のような給気グリルが複数配置されています。
ここから小屋裏の冷気が落ちてくる仕組みです。
またブースターファンを設置した給気グリルも複数設置しています。
DCモーターで動くブースターファンは、小屋裏の空気をイラストのように真っすぐ吹き下ろしてくれます。
しかも、とっても省電力!
夏季、冷気を増やしたい時に回せば強制的に小屋裏内の冷気を吹き下ろしてくれます。
また冬季に回せば、小屋裏内の暖気を吹き下ろす事も出来ます。
冬季の小屋裏って、意外と暖かいんです。
小屋裏エアコンを稼働していなくても、ファンを回せば生暖かい空気が吹いてきます。
残念ながら冷気と違い暖気は、グリルから落ちる事はありません。
動力が必要なんです。
小屋裏エアコンって、理に適っていますよね?
でも基本に忠実な設計・施工を心掛けないと結露で悩まされる事になります。
小屋裏の断熱・気密性能をしっかり確保する。
ダクトの保温を徹底する。
空気の入口と出口を明確にし、空気の流れをシンプルにする。
あとはエアコンの能力設定ですね・・・。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。