結露が原因で躯体が腐っても瑕疵ではないんですよね、知っていましたか?

  • 03月10日付のアセットフォー日記となります。

    練馬・板橋の天気は晴れ。

    久々の好天となりました。

  • 気温も高くなり、心躍ります。

板橋区の『スケルトンリフォーム K邸』の現場写真をご覧ください。

樹脂サッシと躯体の隙間を撮ってみました。

白いサッシの左側の隙間の奥に白いモノが見えるでしょ

コレ、サッシのフィンとかヒレと呼ばれる『躯体にサッシフレームを留め付ける部材』です。

この部材を隙間の左側にある柱に被せ、釘もしくは木ネジで留め付けるようになっています。

普通は、10mm程度の隙間ができるようになっていますが、フィンの外側って通気層なんですよね。

つまり外気なんです。

外気温が低い冬季であれば、この隙間の中で結露すると思われます。

だから、ここには断熱材をキチンと充填し、室内側に気密層(防湿層)を設ける必要があります。

 

弊社では、ここに発泡ウレタンを充填しています。

しかも他の部位とは違う弾性フォームに限定

ウルトの『プロロジックフレックス』しか使いません。

建物の動きに追従し、施工後のひび割れや引き裂けを防止できるからです。

これを専用ガンを使い、隙間の奥まで充填。

硬化したら写真のように平らに切削します。

そして、躯体とサッシフレームをアルミテープで貼り付けます。

これにて、窓まわりの隙間処理の第一段階終了

イラストの『発泡ウレタン①』が、今回行った施工です。

室内側に窓枠を取り付けた段階で、さらに『発泡ウレタン②』の施工を行います。

これが弊社の標準施工です。

参考までに、アルミと樹脂の複合サッシの模型を使って納まりを示してみました。

『躯体』と示された木材の左側に『隙間』と示された木材が見えるでしょ

一般的には、ここに木材もしくは断熱材を充填するのが当たり前なんです。

理由は先述の通りです。

この模型を見ていると、隙間の断熱・防湿施工の必要性がよくわかるでしょ

でも、こうした当たり前の施工を省略している現場って、結構見掛けるんですよね・・・。

例えば、25℃/50%の室内空気は13.9℃で結露します。

冬の練馬・板橋であれば、外気温が13.9℃を下回る事なんてザラにありますよね。

ちゃんとした施工を行っていなければ、フレーム部分で結露が起こっている筈です。

でも、クロスを貼った石膏ボードで見えなくなっているのでわかりません・・・。

結露が原因で躯体が腐っても瑕疵ではないんですよね、知っていましたか

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電話:03-3550-1311 

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