気密材を隙間なく施工して気密層をつくることにより、躯体の隙間における内外の空気の移動を防止します。

03月29日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は雨。

いきなり寒くなりました。

昨日よりも10℃以上気温が低いんです。

3寒4温とは言うものの・・・。

この雨で、桜の花が散らなきゃいいけど😢

板橋区で工事中の『スケルトンリフォーム K邸』の現場写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、格子状に組まれた土台の間に厚さ100mmの発プラ系断熱材を充填し、その上に構造用合板を敷きました。

そして今日、アルミテープを用いて『気密処理』を行っています。

銀色のテープが田の字状態に貼られているでしょ

合板自体が空気や水蒸気を通しにくい性質を持っているので、合板の繋ぎ目&釘穴にテープを貼るようにしています。

ここから出入りする空気や水蒸気を抑えるのが目的です。

 

平成25年度国土交通省補助事業『住宅省エネルギー技術施工技術者講習』のテキストから抜粋しました。

ここには『床の気密方法』として、次の説明がされています。

合板等を下地のある部分で継ぐことにより、気密層になります。

下地のない場合は、実(さね)加工の合板を使用するか、継ぎ目に気密テープを貼って気密層とします。

なお弊社の場合、合板には実(さね)加工の合板を使用し、必ず下地のある部分で継ぐようにしています。

そして継ぎ目には気密テープを貼るようにしています。

でも、ここまでしていても床の気密性って保てないんですよね。

色々な部分から、空気や水蒸気が出入りしちゃうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、柱と合板の取合い部です。

柱は土台の上に立ち、断熱材&合板を貫通しているので、ここにはわずかな隙間が存在します。

この隙間を塞がなければなりませんが、意外と厄介なんです。

写真では柱と合板の隙間に発泡ウレタンを充填していますが、これだけで良いのでしょうか

ちなみに先程のテキストの気密層の章には、こんな事が書かれています。

気密材

気密材を隙間なく施工して気密層をつくることにより、躯体の隙間における内外の空気の移動を防止します。

気密材の材料としては、以下のものがあります。

そして欄外に、こんな補足があります。

(エ)(カ)は、寒冷地(Ⅰ・Ⅱ地域)での単体使用において好ましくありません。

繊維系断熱材などの透湿抵抗の小さい断熱材で、(ア)の防湿フィルムを使用する場合は、防湿材と気密材を兼ねることがあります。

ちなみに床合板が(ウ)に該当、発泡ウレタンが(エ)に該当します。

でも「※充填断熱に用いた場合は、単体で気密層とみなすことはできません。」という表記があるでしょ

だから弊社では、さらに別の気密処理を行うようにしています。

 

なお、この表に気密テープの記載はありません。

気密テープは気密材じゃないの

心配になりますよね

実は気密材には、気密材本体と気密補助材の2つがあるんです。

壁面などの広い面積をカバーする、気密シートを代表とする気密材本体(面材)。

これが先述の気密材です。

そして接合部の気密性を高める気密補助材(接合材)の中に気密テープがあります。

①気密テープ

気密テープは、ウレタン系とゴム系に大別されます。

ウレタン系は柔らかくて曲面にも密着しやすく、ゴム系は硬くて耐久性が高いのが特徴です。

②気密パッキン

気密パッキンには、ゴム系とシリコン系があります。

ゴム系は比較的安価で耐久性があり、シリコン系は高価ですが耐候性に優れています。

③シーリング材(コーキング材とも呼ばれます)

シーリング材は、シリコン系やウレタン系など様々なものがあり、用途に合わせて使用することが重要です。

いずれも紫外線劣化に注意する必要があり、施工にあたっては接合面の汚れを除去する必要があります。

 

先程「さらに別の気密処理を行うようにしています。」と書かせてもらいました。

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