弊社では、外周部基礎の立上り部分にスリーブを入れ、そこに給排水管を通すようにしています。

03月31日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇りときどき晴れ。

少し肌寒いかな・・・。

でも寒の戻りのおかげで、週末まで桜を楽しめそうです。

 

 

 

 

 

 

 

現場近くの桜も、良い感じで咲いていました。

雨と風の影響で、散らなきゃいいんだけど・・・😢

板橋区で工事中の『FPの家 Y邸』の現場写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎の周りを掘り、水道配管を実施中

まだ埋め戻しを行っていないので、地面の高さが低過ぎないかな

ちょっと心配していたんですが、前面道路の排水本管が思いのほか深かったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに汚水枡の天端をGL+1cmに仕上げています。

結構、埋め戻し土が必要になりそうですね・・・。

住宅の排水管・給水管・ガス管は、いずれ全面的な交換が必要になります。

また、それまでの期間は定期的な点検・清掃・補修も必要となります。

そこで考えなければならないのが、こうした配管の維持管理のしやすさです。

 

 

 

 

 

例えば、基礎などの構造躯体に影響を及ぼさずに配管の維持管理が行えるよう、基礎の立上り部分の貫通部を除き、配管をコンクリート内に埋め込まないようにします。

上図のようにコンクリート内に配管していたら、維持管理なんて出来ないでしょ

配管の維持管理を容易にするための留意点として、こんなことが書かれている本もあります。

 

 

 

 

 

 

 

1.ピット等を設け、配管のコンクリート下への埋込みを避ける。

建物外周部の屋内から屋外に至る配管部分で、コンクリート下への配管埋込みを避けるには、外周部にピット状の部分を設ける事が有効です。

2.さや管工法等により維持管理が行えるようにする。

建物外周部の屋内から屋外に至る配管部分で、ピット状の部分を設けることが困難であり、やむを得ずコンクリート下に配管を埋込む場合には、さや管工法等を採用して配管の点検及び補修等を行えるような措置を行うことが有効です。

1番は少し大袈裟な気がするし、2番は基礎への負担が大きい気がするんです。

そこで弊社では、もっとシンプルな方法を採用しています。

弊社の標準的な基礎断面を挙げてみました。

図中の『ガス・給水・排水・給湯用配管』という文字、見えますかね

弊社では、外周部基礎の立上り部分にスリーブを入れ、そこに給排水管を通すようにしています。

耐圧盤の上を抜くようにしているので、スラブには配管しません。

これなら、簡単に維持管理できるでしょ

但し、問題がまったく無い訳でもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のように、配管の一部が地盤面より上に露出しちゃうんです。

GLラインは排水桝天端より1cm下ですから、結構出ちゃうでしょ

ちょっと格好悪いんです。

建物周りを歩く際に、躓く心配もあります。

でも敢えて、こうした施工を行っています。

シロアリの侵入経路を示したイラストを挙げてみました。

図中の赤い矢印が侵入経路を示しています。

シロアリって、日光や風による体表の乾燥を嫌がります。

だから地中から直接基礎内に入れるルートがあれば、喜んで通ります。

先程のさや管とか、スラブに設けられた配管が正にこれなんです。

また基礎の外側に断熱材が貼られていると、ここも通り道になります。

もちろん、対策はあります。

シロアリの侵入しそうな隙間に、シロアリの嫌いな薬剤等を充填しておけば良いんです。

薬剤の有効期間内であれば、侵入を防ぐ事が出来ます。

こうした施工をしっかりと行っておけば、問題は起こりにくい筈・・・。

でも配管をGLより高い位置で抜いていれば、こうした心配は要らないでしょ

また配管の周りにシロアリの嫌いな薬剤を充填しているので、より安心だと思います。

ちなみに弊社では、ホウ酸を配合した防蟻シール等を使っています。

合成殺虫剤と違って有効成分が揮発しないので、いつまでも効果が長持ちするんですよね・・・。

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posted by AssetRed 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

https://www.assetfor.co.jp/recruit/

上記をご確認ください。

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