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現場では、今日からフローリングを貼り始めました。当社ではすべてのお客様に無垢フローリングの使用をお勧めしています。
そこで今回は無垢フーリングの貼り方について、少々固い話を・・・
無垢フローリングは合板フローリングや複合フローリングに比べて湿気等の影響が大きい為、施工の際に配慮が必要となります。
①板の並べはきつく締めず、突く程度とします。部分的に隙間が出来ても決して叩き込んではなりません。
②下地への留め付は長さ50mm以上のフロアー用スクリュー釘を使用します。当社では接着剤は使用しません。
③壁面や敷居等には密着させません。幅木や耳付敷居を使用して、隠す必要があります。
これらを実施する事で、無垢フーリングの反りや捻じれ、湿気による膨張・収縮により起こる不具合を防ぐ事ができます。
無垢フローリングの平均的な含水率は10%、施工後に12%まで変化した時の伸縮は以下の計算式で求める事ができます。
2%×樹種による板目方向伸縮度係数(X)×フロアー幅(mm)≒伸縮
例えば
ナラ材フローリング/t:15×w:90×L:1818の場合
2×0.00365×90mm≒0.657となり、フロアー一枚あたり0.6mm伸縮する事になります。
つまり、0.7mm程度の隙間を空けないとダメという事です。
現場の写真を見ると、銀色の板がフローリングの間に何枚も挟まっているのがわかると思います。厚さ0.7mmのスペーサーを挟み、一定の隙間を確保しながらフローリングの貼り込みを行っている訳です。
これで湿度の高い夏場も湿度の低い冬場もバッチリという訳です。
話がわかりにくいと言う方は、現場にいる際に是非声をかけてください。ゆっくりと説明させていただきます。
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posted by t.arai
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