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『FPの家/G邸』
フローリング張っています。
上の写真は1階のフローリングを張っているところです。
板の上にある金属の板がスペーサーです。フローリング同志がぴったりとくっつかないように適宜挟みながらフローリングを張っていきます。
なぜスペーサーが必要か?は今まで何回かブログで説明させていただきましたので、今回は割愛させていただきます。
1階のフローリング施工の際は、
①床パネル(FPパネルの事です。写真右上に見えているのはパネル表面の針葉樹ベニヤです。この下に硬質ウレタンがたっぷりと詰まっています。)を掃き、木屑等をきれいに取ります。
②フローリング材を床パネル上に置き、フロアタッカーで留めます。その際、接着剤は使用しません。一般的な建物の場合、床ボンドと言う蒸発残分の多い(乾燥しても固くならない)接着剤をフローリングと下地ベニヤもしくは根太の間に使用する事で、床鳴りを防いでいます。
アセットフォーの建物では、接着剤の中のホルマリンやVOCの放散による健康を妨げる要因の低減を図るために、敢えてフロアタッカーのみの施工をしています。
上の写真は3階フローリングの施工写真です。フローリングの下の黒い物は、お馴染みの「制振ゴム/ユニフェルト」です。こちらを使用している理由も今回は割愛します。
フローリング同志の間にはスペーサーが挟まっているのが見えると思います。
今回採用しているフローリング材は、「ユーロオーク・アンティーク」厚さ18ミリ×幅150ミリの乱尺材です。勿論植物オイル仕上げ。
長さが1819mmとか909mmとか決まっている物を梱包した物を定尺材と言います。反対に303ミリとか454ミリ、606ミリ等がバラバラに梱包された物を乱尺材と言います。
定尺材に比べ乱尺材はスペーサーの使用頻度も増え施工が面倒ですが、定尺材に比べて乱尺材の方が原材料のムダが少ない分経済的です。(規格に合わず捨てる物も少ない分、廉価で環境にも優しいと言えます。)
③フローリングを留めたら、スペーサーを外します。
④フローリングを張り終えたら、最後に掃き掃除をして木屑等をきれいに取ります。
⑤最後に表面の保護をする為、養生板を貼ります。
こうした作業を部屋単位で繰り返し行います。手間暇がかかりますが、フローリングは見せどころのひとつです。きちんとした施工を心掛けています。大工さん、いつもありがとうございます。
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posted by t.arai
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