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『FPの家/Y邸』
解体工事も無事完了し、朝から地盤調査をしています。
上の写真のような測定器を使用して、地面の硬さ(支持力)や土の種類(土質)を調べます。
スウェーデン式サウンディング試験といいます。以前は2人掛かりで錘を載せたハンドルを何十回も回していましたが、最近は機械がやってくれるから楽チンみたいですね。
上の写真の銀色部分が測点です。最低、建物の四隅と中央の合計5点を試験します。
JIS A 122に定められた手順に従って、テキパキと試験をしています。
先端に鏃のついた鉄の棒に荷重をかけ、沈み具合によって支持力を測ります。それでも沈まない場合は回転を加え、その回転数も機械が記録しています。
棒が沈む時の音で土質がある程度わかるようです。礫層の場合、シャリシャリという音がしていました。また先端の鏃や棒についた土の色でも土質はわかるようです。どちらにしても、オペレーターの経験が大事なようです。
上の写真はジオカルテⅡと言う試験機のデーター計測部です。画面を見ると換算N値=23Kgと出ていました。
今回の敷地の場合、表土から1.5m辺りから比較的支持力のある礫層が1.0m程度あり、2.5m辺りで支持地盤になるようでした。ただ測点によって所々ストンと落ちるところが見受けられます。
周辺データーによると地盤補強が必要との事でしたが、今日の調査結果によってその要不要が決まります。ドキドキですね。
オペーレーターの方、お疲れさまでした。
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posted by t.arai
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