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『FPの家 Y邸』
弊社の作るFPの家には大きく分けて2種類あります。
1つ目の仕様は、屋根・壁・床に『FPウレタンパネル』を使用します。
そして2つ目の仕様は、屋根パネルの代わりに『セルロースファイバー』を天井に吹き付けます。
どちらも高断熱・高気密住宅である事に変わりはありませんが、
勾配天井の場合は1つ目の仕様を採用します。
Y邸の場合は道路側の屋根が母屋下がりをしている為、この部分に屋根パネルを使用します。
上の写真の斜めに貼った断熱材がFP屋根パネルです。
勾配天井の場合は、天井高さを確保する為、屋根垂木の下端に天井下地を組みます。
その為、断熱材を入れるスペースが限られてしまいます。
そこで、厚さ105mmのFP屋根パネルを採用する訳です。
ウレタンの断熱性能はグラスウール16Kに比べておよそ2倍あります。
105mmの厚さでグラスウール197mmに相当します。
断熱材の上に設けた緑色の遮熱パットは2層構造になっていて、太陽の熱線を遮断し、換気棟からその熱を廃棄します。
上の写真の断熱材と野地板の間の空間が排熱の為の通気層です。
その他の天井部分には、『セルロースファイバー』と言われる紙繊維を吹き付けます。(ブローイング工法と言います。)
セルロースファイバーの断熱性能はウレタンに比べるとたいした事はありません。でもその分厚く吹き付ける事が出来ます。
壁の中に吹き付ける現場発泡ウレタンと違い、重力で下がってくる為隙間も出来ません。
弊社では400mmの厚さを確保出来るようおよそ700mm位吹き付けています。
その断熱性能はグラスウール16Kにするとおよそ356mmになります。
上の写真は天井野縁の上に気密シートを施工したところです。この上にセルロースファイバーを施工します。
金物のウレタン処理も始まりました。
上の写真はホールダウン金物です。冬場、基礎から金物に伝う熱が室内の空気と接触して結露します。
これをそのままにしておくと、木材が腐ってしまいます。
そこで、『現場発泡ウレタン』を使用します。
写真のように、金物が見えなくなるまでウレタンを吹き付けます。
このように、ウレタン処理が必要な金物が相当数あります。ひとつひとつ、確実に処理をしていきます。
何箇所あるのか、現場見学会の時に数えてみてください。
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posted by t.arai
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