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『FPの家 T邸』
屋根にFP遮断パネルを入れています。
みなさん!
屋根の上に登ってみた事ありますか?
ちなみに私、現場監督と云う仕事柄もあって何十回と登っています。
夏になると、その温度は70~80℃になるそうです。
たしかに、屋根に上ると頭がクラクラしたような気がします。
この時期に思い返してみると、あの暑さも恋しいような・・・。
と言う事で、今回は屋根に入れている『FP遮断パネル』についてのお話です。
上の写真の、緑色の物体が『FP遮断パネル』です。
まさに、屋根タルキの間に嵌め込んでいるところ・・・。
木材のフレームの中に硬質ウレタンフォームを充填したパネルなので、
重量は軽いですが超高性能です。
FPの家の屋根タルキは一般住宅よりも背の高いものを使用します。
その高さ140mm。
この間に厚さ105mmのウレタンパネルが入り、屋根からの熱をシャツトアウトします。
上の写真を見て、パネルの表面(緑色の部分)が凸凹になっている事にお気づきでしょうか?
実は表面のアルミクラフト紙、引き起こすと畳まれた部分が起き上がり、端部を屋根タルキに留める事で
通気層になるんです。(生憎、引き起こすシーンの写真撮れませんでした。すいません・・・。)
上の写真は、屋根パネルの先端を撮ったものです。
屋根パネルと野地合板の間に空間があるのがわかると思います。
拡大した物が上の写真です。
わかりずらいので別のアングルも撮ってみました。
野地合板の上に、防水紙や屋根材が載ります。
これらに太陽光が当たると、熱線が輻射熱を発します。
この熱がアルミクラフト紙で発熱し、通気層を通って屋根上の排気口から排出される事で
断熱材に到達する屋根からの熱が少なくなります。
写真を見ると、通気層が2段になっている事がわかると思います。
木枠の部分が硬質ウレタンフォームです。
上の写真は屋根タルキの施工途中です。
タルキと隅木の取り合い部を良く見ると、V字型に欠きこみがある事がわかります。
屋根パネルの上を通った空気がここを通って、この後施工する排気口から排出されます。
上の写真は棟頂部にウレタンを吹いたところ。
屋根パネル相互の隙間に充填する事で、断熱欠損をなくしますが、
たくさん充填すると、通気を妨げる事になりかねません。
しっかりとした施工が求められる所です。
(ちなみにこの写真は、まだアルミクラフト紙を起こしていません。)
高性能な断熱材を使用しても、使用方法がいいかげんでは効果が期待できません。
弊社が施工エリアを限定し、毎日現場を確認する理由がここにあります。
ここまでやるからこそ、FPの家って夏すずしく冬暖かいんです。
詳しい説明をお求めの方は、ぜひ現場見学会にお越しください。
壁断熱等についても機会を設けて、この場で説明したいと思います。
先日放送されました『企業魂』
Youtubeからもご覧頂けます★
ぜひご覧ください!
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東京都 練馬区・板橋区の注文住宅株式会社 アセットフォー↓↓↓↓
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posted by t.arai