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一般財団法人 住まいの屋根換気壁通気研究会のセミナーに参加してきました。
外皮(屋根や外壁の事です。)の防水と通気についての研究発表をするとの事で、
参加するのを楽しみにしていました。(現場監理者及び設計者向けのマニアックな話では・・・?)
期待は見事に果たされました。
まずは、雨漏りや通気不足による漏水・結露の状況とその原因、対策等を
写真や模型を見ながらケーススタディーで報告。(下の写真が模型の一部です)
2時間半ほど続きました。
最近流行のキューブスタイル(屋根が平らで軒の出が少ない箱型住宅)や外壁がモルタル仕上の現場での
漏水及び結露による事象が大変多く見受けられるとの事でした。
原因は色々とありましたが、大雑把にいえば防水と通気の両立をしないと家は本来の機能を果たせないとの事。
昔からある、勾配屋根で軒の出が大きい家であれば問題は少ないのですが、
そうでない家を作るのであればディティールを慎重に検討しないとダメのようです。
現場の人間は漏水(雨漏り)が怖い為、穴を開ける事を極端に嫌がります。
穴があれば水がそこを通る恐れがあるからです。
でも、穴を開けないと空気は流れません。
空気が流れなければ、淀んだ空気が結露して、
建物に悪さをします。
このメカニズムが解明されていないケースが多く、現場ごとに監理者の経験則に頼っているのが現状なのです。
行政や大学の先生方もほとんどわかっていないそうです。
こうした事を研究している集まりも無い中、ハウゼコという金物メーカーが音頭をとり
組織化したのが、今回の主催者『住まいの屋根換気壁通気研究会』です。
色々と勉強になりました。ここで紹介された部材の採用も含め、
アセットフォーの家づくりをより良くしていきたいと思います。
先日放送されました『企業魂』
Youtubeからもご覧頂けます★
ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=81KoQSYILIk
東京都 練馬区・板橋区の注文住宅株式会社 アセットフォー↓↓↓↓
https://www.assetfor.co.jp
posted by t.arai