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『Good Livingフォーラム2015in東京』
リクシルが発売した、『エルスターX・サーモスX・グランデル』の商品発表と、『岩前教授による断熱から考える省エネ住宅~人と地球に優しい住まい』の講和、その他諸々を180分かけて聞いてきました。
商品説明はリクシルのHPに譲るとしますが、樹脂窓・樹脂とアルミの複合窓・玄関ドアと、断熱性能は大幅アップし、気密性能も若干アップしたようです。採用していきたいと考えています。
商品説明の後は、講演です。
岩前教授の健康住宅の話、新しいネタも加わり聞き応え十分でした。
開口一番、時事ネタからスタート。(大阪で話題の女性議員の話・・・、どっと笑い声)
ひと呼吸おいて、「建築物と住宅はまったく別の物。大学では住宅の話はさわりの部分しか教えていません。」
「建築物の話しか知らない方々に『住宅』の話などするな!」と続きます。
建築を志す大学生に『住宅』の事をもっと知ってもらいたい。これが先生の課題なんだそうです。共感できます。
いつもの「低温は万病の元という話」を3万件のヒヤリング調査を基に様々な表を見せながら丁寧に説明してくれました。
写真間に合わなかったんですが、「寒い家(トイレ・浴室等も含めて室温18℃以下の家)は健康に悪いですよー。」
の後、「日本は長寿世界一なんだから、そんな事無いでしょう。って思いますよね。」
そこで、『平均寿命と健康寿命』の表が登場です。(これも撮れませんでした。スイマセン・・・。)
男性・女性とも最後の10年位は通院や入院しながらの生活『ネンネンコロリ』なんですね。
上図を見ると、昭和の猛成長で国民所得は右肩上がりです。バブル崩壊の影響で1990年以降はほぼ横ばい。
では医療費はどうでしょぅか?1960年頃の日本の医療費は先進国の中では少ない方でした。
しかし現在は39兆円に達する勢い。国民所得をとうに越して、先進国の上位になっています。
このまま、医療費や介護保険費の増加を続ける事のないように『住宅の高断熱化』は緊急の課題なのです。
現在の住宅における問題のひとつが『採暖』です。身体を暖めるためにストーブ等を使用します。小エネルギーで快適かもしれませんが、室温の低下や室内温度差の原因になっています。
そもそも『暖房』という言葉は部屋(房)を暖める事。家中を暖める事で、健康な住環境をつくります。
程度の低い断熱住宅で採暖した時の高熱費と、高断熱住宅の高熱費を比較したのが上図です。
左端の青い点と右から2個目の赤い点を比較すると赤い点の方が低くなっています。
これは、等級2の家でストーブを焚くより、等級4+α(FPの家ほど暖かくない家)で全館連続暖房をした方が光熱費が
かからないという事です。ちなみにQ値を1.0以下にすると、無暖房で過ごせるといわれています。
勿体ないとか、贅沢なんていわず、断熱をしっかりとして全館連続暖房をして、健康に暮らしましょう!
という講演でした。
先日放送されました『企業魂』
Youtubeからもご覧頂けます★
ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=81KoQSYILIk
東京都 練馬区・板橋区の注文住宅株式会社 アセットフォー↓↓↓↓
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posted by t.arai