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越井木材工業㈱主催
『木製サッシ Kikoの窓』認定講習会に参加してきました。
4/14・15の2日間、お休みを1日戴いて大阪まで足をのばして講習に臨みます。
会場は本社脇に建つログハウス。
築20年程経っているそうですが、なかなかの風格でした。
外廊下の床に使われているのは、
アカシア集成板。トラックの荷台に使われている物だそうです。
雨晒しの中で10年位経つそうですが、色褪せはありますが木材自身に問題はありませんでした。
講習会自体は少人数で行われています。
月1度開催、各回5人位でしょうか?
遠慮なく話が出来るようにとのご配慮のようです。
初日はメンバー紹介の後、工場と実験設備の見学が行われました。
木材腐朽菌の培養土に差した木片の腐朽具合の比較です。
無処理材がボロボロに腐っているのに対して、防腐処理材はほとんど無傷でした。
白蟻に対する耐性の比較です。こちらも白蟻に食べられているのは無処理材だけでした。
220℃以上の蒸気燻煙により、防蟻性能及び乾燥収縮による寸法変化の少ない
『サーモウッド』と防腐処理材『CBドライ』の製造施設および製造方法のレクチャーを受けました。
先程の腐朽菌や白蟻に強い木材のしくみや特徴等、イラストを交えて大変丁寧でした。
その他『JIS規格』に準じた各種試験装置とその試験方法を説明され、
頭の中がぐるぐる回りっぱなしです。
いよいよ木製サッシの製造現場です。
世界に3台しかないという、ご自慢の加工機が中心の生産ラインは人がほとんどいませんでした。
工場の外では、暴露試験中の試験体がずらり並びます。
木製サッシは腐れや変形がネックです。
その対策に日夜頭をひねっているご様子。
事務所脇の展示コーナーに寄り、実物を拝見。
7色に塗られたそれぞれのサッシがとても綺麗でした。
カットサンプルの写真です。
やっぱり実物の方が素敵ですよね。
今回の目的がこのサッシ『Kikoの窓』でした。
木製サッシの長所・短所をしっかりと勉強して、使用時に発生する様々なケースに備える。
他の木製サッシにない魅力を実感する。どちらも充分果たせたと思います。
その特徴は
①サーモウッドを使用した、腐らず、変形しない木製サッシである。
②国産ヒノキと地松が原料であり、他の木製サッシに比べ比較的安価である。
③オスモカラーによる着色で、色々なカラーが楽しめます。
④施工性が良く、メンテナンスも容易です。
⑤防火対応もしています。
⑥オーダー対応が可能。
例えば、猫の足跡や草花を堀込んだり、
ガラスを変えたりできるようです。
素敵な空間が演出できます。
上の写真、綺麗なデッキ材が『マクセラム』という防腐デッキ材です。
幼稚園のデッキに多く使われるようになりましたが、裸足で歩いても安全なのが特徴です。
10年経つとこんな感じです。
2日目はひたすら座学でした。
全ての講習を終えて、講習終了証の授与です。
なかなか楽しい2日間でした。
木製サッシ、1台位取り付けてみませんか?
先日、地上波ゴールデンタイムで放送されました『企業魂』
Youtubeからもご覧頂けます★
ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=81KoQSYILIk
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posted by t.arai
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