エアコン×2台で、夏涼しい家

エアコン×2台で、夏涼しい家

今回は、今週の土日に現場見学会を開催する『FPの家/O邸』の話です。

延床面積32坪のお宅、エアコンは2台だけです。

 

高断熱・超高気密な家って、冬暖かいのはわかるけど

夏って熱が逃げないから暑いんじゃないの?

素朴な疑問だと思います。

魔法瓶にお湯を入れればなかなか冷めないし、冷蔵庫の氷って融けないですよね。

家の場合は、玄関ドアや窓から熱が入ってくるし、人体や家電が熱をだしているから条件は違いますけど・・・。

FPの家は、まさにこんな感じです。高性能断熱材ですっぽりくるまれた家なんです。

でも籠ってしまった熱は、換気システムによる排気や窓を開けて風を通すしかありません。

エアコンの効きが良いのがFPの家の特長のひとつですが、

機能する換気システム』もそのひとつです。一般的な住宅は、高い換気システムを装備していても

気密性能が低く、その性能を活かす状態になっていなかったり

第3種の場合C値が2.0㎠/第一種の場合は1.0㎠を下回らないと機能しません。

ダクトが長かったりつぶれていて、設計通りの風量が出ていない事があります。

風量測定すらしていない建物も多いようです。

ただ装備していても意味がありません。

風量測定をして、設計通りの換気が出来ているかどうかの確認が必要です。

でも熱が入ってこなければ、もっと良いはず!

アルミの通気層が2重に設けられた、高断熱屋根パネルも特長のひとつです。

屋根を載せる野地板の下に設けられた緑色の遮熱バット(空気層が見えると思います)が太陽熱をカット。

頭頂部に集まった熱気は換気棟から排熱されます。

邸の屋根は洋瓦葺きです。

(瓦を葺いてしまうと見えなくなってしまう、換気棟の写真です。)

一般的に良く使われる「彩色石綿スレート(コロニアル)」と比較すると、

瓦は熱容量が大きい為、屋根面から建物に伝わる熱が少なく、下地との間にある通風層から排熱する事が出来る為、断熱・遮熱性能が高くなっています

遮熱バット+高断熱屋根パネル+瓦屋根で熱の侵入を阻み

機能する換気システムで、排熱する。

だから、エアコン×2台で涼しい家が出来る訳です。

百聞は一見にしかずといいます。

今週の土日に開催される、現場見学会。

是非ご体感ください。

社員一同、お待ちしております。

 

 

 

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