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『FPの家 Y邸』
地盤改良工事を行いました。
先日の地盤調査の結果、深さ2.5mの柱状改良が必要との事でした。
柱状改良は、セメント系固化材に水を加えスラリー状にしたものを撹拌翼の先端から地盤に注入しながら柱円状の強固な改良体を築造する工法です。
簡単に言えば、糊を水と土に混ぜて柱の形状に固めたものを建物の下に作り、建物の荷重を良い地盤に伝えるようにする事となります。
その手順は以下の通りです。
現場には、水を貯めるためのプールと、セメント系固化材と水を混ぜるためのプラントが予め設置されています。
上の写真は、固化材を機械に投入しているところです。
固化材が風で飛ばないように、青いシートで覆われているのがわかると思います。
今回の改良工事に必要な固化材は8.0t。上の写真に写っているのが固化材です。
1~5の数字が書いてあります。1袋当たり1.0tですから、全部で8袋必要になります。
6以降の袋はこの後到着する予定です。
まずは、建物の配置確認からスタートします。
基礎の立ち上がり下に1.8mごとに、柱状改良を行います。
写真の青いリボンが改良体の中心になります。
プールの水をプラントで固化材と混ぜ、上の写真の重機に送ります。
重機の前部にあるオーガーの先端から固化材を噴出させながら、土と撹拌します。
先端の写真です。
回転させながら、どんどん下に掘っています。
2枚の写真を比べると、改良深さがわかると思います。
重機の先端を抜いたばかりの改良体の天端です。この後、レベルを見ながらきれいに均します。
夕方までかけて、改良工事完了しました。
これで、圧密による不同沈下の心配もありません。ひと安心です。
暑い中、お疲れさまでした。
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posted by t.arai
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