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『FPの家 Y邸』の住宅基礎 配筋見学会
開催に先立って、弊社の基礎に対するこだわりをお話したいと思います。
弊社では、全ての住宅に『ベタ基礎』を採用しています。
イメージ写真
ベタ基礎の特長はいろいろありますが、
第一回目の今回は、防蟻という観点からお話を進めたいと思います。
シロアリは『暗黒の住者』と言われるように、通常は明るい所を避けて活動しています。
一般的に人目につきにくく、気付いた時には被害が相当進行していることが多く、地震や台風による建物倒壊の原因となります。
大切な住まいをその被害から守るためには、適切な予防対策を講じておく事が肝要です。
一般的にベタ基礎はコンクリートでしっかりと作られていて、シロアリの侵入を防ぐことが出来るイメージですよね。
でも上図のように、意外と侵入するための抜け道が多いようです。
①耐圧盤と立ち上がりの打ち継ぎ部
②立ち上がり下部の水道配管周り
③耐圧盤の水道配管周り
④工事中、基礎に溜まる水を抜く水抜き穴
等があります。
シロアリは、日光や風による乾燥を極度に嫌います。
また、水のない所では生きていけません。
寒い所も苦手で、冬眠ができません。
暖かくて湿った所、人目につかない暗い所が生息に適した場所となると、基礎空間ってシロアリにとっては快適空間
最近良く耳にする『基礎断熱』の場合は、よりしっかりとした防蟻処理が必要となりますからご注意ください。
FPの家は、床下断熱が基本です。(ご安心を)
以下、弊社の基礎に関するシロアリ対策を説明させていただきます。
①基礎と土台の間にキソパッキングを敷き込む事で、基礎空間の風通しを良くしています。
風を嫌うシロアリにとっては、住みにくい環境になりそうです。
②上図は、弊社基礎の標準図です。打継部分および水道配管を地面から50mm上に設定しています。
そこから侵入しようとすると風や日光に晒される事になり、シロアリも嫌がりそうです。
③耐圧盤を貫通する配管は一切ありません。
④水抜き穴は、シロアリ対策品を採用。
施工中の雨水はしっかりと排水し、
お引き渡し後のシロアリの抜け道はしっかりシャットアウト!
ご安心いただけたでしょうか?
基礎のこだわり、まだまだあります。
この続きはいづれまた・・・。
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posted by t.arai
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