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『FPの家 Y邸』
朝から小雨が降っていましたが、空も明るくなりました。
どうやら夜までは、天気もちそうです。
コンクリートの打設を行いました。
まずは、レミコン納入書の確認からスタートです。
特に問題もなく、打ち込み開始です。
打ち込みに先立ち、鋼製型枠には剥離剤が塗られました。
写真は剥離剤用の噴霧器です。
鋼製型枠は、使い回しをします。
コンクリートが鋼製型枠にこびりついてしまうと、ケレン作業が面倒になります。
そうならないための剥離剤です。
でも、注意も必要です。これを鉄筋にかけてしまうと、鉄筋とコンクリートの付着力が低減する事に・・・。
ていねいに、慎重に行う必要があります。
浴室の入口下には、基礎点検口がセッティングされました。
これは、何か問題があってユニットバス下部に侵入したい時の為の点検口になります。
ユニットバス下は、基礎断熱になる為、立ち上り及び耐圧盤にウレタン断熱材を貼りつけます。
点検口も断熱タイプにしないと、床が冷たい・・・なんて事になりかねません。
打ち込み開始しました。
それぞれの役目をしっかりとこなしています。
バイブレーターの写真です。
棒の先端が振動します。
先端を差し込む事で、コンクリートが狭いところまでしっかりと入りジャンカ等の発生を防ぎます。
バイブレーターはていねいにかける必要がありますが、かけ過ぎも問題があります。
バイブレーターを鉄筋に接触させるのも要注意です。
どちらも、コンクリートと水が分離してしまいます。
表面に細かい泡が出てきたら作業を止めます。
最近は、型枠のキワにコンクリートスクリューという螺旋状の棒を突っ込み、空気を抜く事もあります。
コンクリートスクリューの写真です。
バイブレーターやスクリューを掛けたそばから、コテを使って天端を押えていきます。
マグネットから10mm程度下を目安にしています。
4㎥車2台分のコンクリートが入りました。
もう少し必要なようです。
打設未了部分の距離を測り、必要量を確認します。
最後の一台は、1.25㎥にしました。
天端に少しづつ、水が浮いてきました。
この水が引いたら、セルフレベリング剤を流します。
休憩
午後一番、浮き水が引いたのを確認して、セルフレベリング剤を流す準備を始めました。
宇部興産の天端レベラーを使用します。
コレと水をバケツに入れ、よく撹拌します。
撹拌できたら小分けにし、柄杓で基礎の天端に流します。
マグネットの下端に合わせて流します。
限りなく水に近い、サラサラした天端レベラーは、基礎の天端に水平に流れ、固まります。
ある程度固まるのを待って、コンクリート打設完了です。
途中雨が降ることもなく、無事作業が完了してほっとしました。
基礎業者のみなさん!
お疲れさまでした。
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posted by t.arai
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