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『FPの家 Y邸』
雨の中ではありますが、上棟しました。
本日のメンバーは、以下の通りです。
大工さん×3名
鳶さん×4名
私の計8名です。ひたすら事故の無いよう慎重に作業を進めました。
まずは、梁などを使う場所に運んでいきます。
並べ終わったら、柱を建てます。
この際、柱に書かれた番付と土台に書かれた番付を合わせていきます。
ちなみに、1階柱は黒色です。
2階柱は赤色になります。これは間違い防止策のひとつです。
番付の書かれた面を向ける方向も、決まっているんですよ。(今回は西側でした。)
柱を建てた後は、梁を乗せていきます。
ここでポターンの登場です。
いつも大活躍のフランス製電動ラフターです。音が静かでクレーム知らずですよ。
鳶さんの腰ベルトにあるリモコンで操作しています。
大工さんの金物セッティングも完了しました。
梁に台付を挟み、吊り上げます。
吊り上げた梁を柱の上に乗せていきます。
梁には雄雌が有り、順番通りに架けていかないと架かりません。
大きなハンマーで叩いて嵌めていきます。
接合金物を締めつけて、2階床梁が完了しました。
この後、建入検査を行います。
柱に防風下げ振りを当て、柱が真っ直ぐ建っているかを確認します。
真っ直ぐ建っていない場合は、梁を押したり引いたりして調整します。
その後、仮筋違を入れて固めます。(写真の細い斜め材の事です。)
次に、床合板を敷き並べます。
通常は、ここで釘を決められて寸法に打っていきますが、本日は仮敷きのみにしました。
(釘が濡れると、錆が発生する為見苦しいので・・・。)
合板敷き並べが終わったら、2階柱を建てます。
柱を建てたら、1階と同じように梁を架けます。
接合金物も締めます。
建入検査も行います。(各階ごとに行う必要があります。)
ロフト用の合板を敷き並べて、小屋束や母屋を架けていきます。
無事、棟木(一番高い所に入る梁の事を云います。)を架ける事が出来ました。
これにて、上棟完了です。
材料に雨が掛からないよう、シートを掛けて帰ります。
みなさん、お疲れさまでした。
天気の回復を待って、屋根下地の作業に入ります。
その様子は、後日報告する予定です。
お楽しみに!
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posted by t.arai
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