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『FPの家 Y邸』
生憎の雨です。
憂鬱になります。
早く長雨の時期が過ぎることを、ひたすら願います。
今日の現場は、FP床パネルを施工する前にやらねばならぬ作業をしています。
例えば、建物外周部の土台に『パネル受け材』を取付けたり。
そのパネル受けに防蟻剤を塗布したり。
筋違を取り付けたり。
写真は、間柱を取り付けている様子です。
柱と筋違端部は、所定の筋違金物でしっかりと固定します。
筋違は45×90の米松材です。
長さや先端の仕口もプレカット工場で加工された物が入ってきます。
大工さんは、筋違に書かれた番付に、配置し取付けます。
大引のレベル調整も行います。
水糸を張り、その糸に合わせて大引の下にある『鋼製束』の長さを調整します。
鋼製束の写真です。
鋼製束の真ん中(太くなっている所)を回すと、束が長くなったり短くなったりします。
大引の天端が糸に触れる所まで上げれば完了です。
弊社は高山金属工業製のTD鋼製束を採用しています。
その特徴は
①高さ調節が簡単です。
(プラスチック製品と比べて、ネジ山間隔が小さく細かい調整ができます)
②施工が簡単、コストダウンが図れます。
③圧縮強度は約3t。プラスチック製品と違い、傾斜角10°でも変わらない強度を実現します。
④溶融亜鉛メッキで、屋内なら100年以上の耐久性を維持可能です。
⑤白蟻の食害がありません。
⑥塩分や湿気に強く安心です。
床束ひとつとっても、千差万別。
何を選ぶかで大きく変わります。
大引のレベル調整が終わったら、
いよいよ、FP床パネルの施工になります。
この続きは明日、ご報告したいと思います。
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posted by t.arai
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