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『FPの家 Y邸』
構造現場見学会、ご好評いただきましてありがとうございました。
本日より、『気密処理』再開いたします。
まずは、気密(隙間を無くす)処理の必要性の説明を・・・。
ということで、さらに『気流止め』について説明です。
『FPの家』では、FP床パネルを隙間なく敷き詰め
継手部分は土台及び大引の上に設け
さらに継手部分にアルミ気密テープを貼ることで
気流止めとし
防湿・気密層を連続施工しています。
その施工状況はこんな感じです。(ほんの一部ではありますが・・・。)
FP床パネルを貫通する配管の廻りにアルミ気密テープを貼っています。
間柱と床パネルの隙間もアルミテープでしっかり気密します。
玄関やホームエレベーターのピット、畳下収納の下部は基礎断熱になりますが
断熱材と躯体の接続部および断熱材同志の継手にも、アルミテープが張られています。
まだまだ施工途中ではありますが、壁パネルと躯体の接続部および釘穴もアルミテープを貼ります。
高所作業の時には、安全にお願いしますね。
気密処理に使うアルミテープの耐久性を心配する方も多いと思います。
古くなったガムテープのように粘性が無くなって剥がれてしまうのでは・・・。
アルミテープは、躯体と断熱材や断熱材同志および断熱材を貫通する管や線に
貼ります。そしてその上に石膏ボードやフローリング張ることで
酸素や紫外線といったアルミテープを経年劣化させるものと隔離することが出来ます。
ですから、アルミテープによって気密処理された部分は
経年劣化することはほぼありません。(残念ながら絶対無いとは断言できません。)
FPの家では、新築後何年か経過した住宅の気密性能を何件も測定しているそうです。
そのどれもが、ほぼ新築時と同程度の気密性能を確保できているとのことです。
ご安心ください。
気密測定を来月10日に行います。
大工さん。それまでに、しっかりと気密処理をお願いしますよ。
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posted by t.arai
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