blog
『FPの家 Y邸』
住宅瑕疵担保履行法に基ずく防水検査を行いました。
今までも何回か名前が出ている
㈱日本住宅保証検査機構(JIO)から
検査員一名に来ていただきました。
現場名の確認の後、早速1階から検査スタートです。
土台水切と防水紙の取合い部および窓と防水テープの取合い部をチェックしています。
電気配線が防水紙を貫通している部分の防水処理もチェックの対象となります。
電線を一旦下にまわし、立ち上げてから貫通。その上に防水テープを貼ります。
窓廻りは1窓づつ手で触りながら念入りにチェックします。
防水紙同志の重ね寸法もチェックします。
横方向の継ぎ目は150mm以上、縦方向の継ぎ目は90mm以上取る必要があります。
その他、色々あるチェツク項目をひとつひとつ確認していきます。
FRP防水の立ち上がり寸法も
一般部250mm、サッシ下120mm以上ある事を確認しています。
防水紙・防水テープの施工具合を見ながら、足場を上まで来ました。
最後に屋根を見て完了です。
無事合格しました。
これでようやく、サイディング工事に入れます。
瑕疵保険における、漏水の発生件数は相変わらず多いようです。
それにも拘わらず、防水検査(任意検査)を受ける工務店およびハウスメーカーは少ないと聞きます。
第3者による防水検査に合格していなくても、瑕疵保険に加入できる。
加入さえすれば(基礎配筋と構造の2回検査に合格すれば)漏水が起きても保険で対応できる。
検査も受けずに発生した漏水を担保する為の費用は、
結果として、検査を受けて漏水の無い工務店も(保険加入者が等しく)負担している。
という制度自体に問題があると思いませんか?
個人的には、漏水という事故を起こしている工務店・ハウスメーカー名の公開も含めて、再検討の必要有りだと思います。
https://www.assetfor.co.jp
posted by t.arai
東京都練馬区北町2-13-11
03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分