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『FPの家 S邸』
本日より作業再開です。
早々に墨出しを終え、型枠(外枠)施工を開始しています。
庭側からの運搬が多い為、合板を利用して通路を作っています。
まずは、外枠の墨に合わせて巾止金具を取付けます。
弊社では、鋼製型枠を利用していますが
これを、取り付けた巾止金具の上に固定します。
型枠のコーナー部分に、外金具を取付けます。
型枠同志もしくは型枠と外金具の接続にはクリッパーを使用します。
コーナー部分が完了しました。
型枠の下側は巾止金具で捨てコンクリートに固定されていますが、
上側はコンクリートの荷重で開いてしまいます。
そこで地面に斜めにタルキを打ち込み、先端を型枠に当てます。
タルキと型枠をクランプでしっかりと固定して完了です。
シンプルな形状の家なので、いつもより作業が進みます。
午後からは、鉄筋組を始められるかも・・・。
基礎業者のみなさん!
汗をたっぷりかいて、お仕事しっかり頑張ってくださいね。
そうそう、近所で木造アパートを建てています。
中を覗いてみたら、グラスウールを貼っていました。
一見丁寧そうに見える施工ですが、問題ありの施工のようですね。
思わず写真撮っちゃいました。
断熱材として防湿フィルム付のグラスウール(厚さ100mm)を採用しています。
本来であれば、耳の部分を柱や梁に被せて取り付けなければいけません。
また、切断した部分をそのままにしてグラスウール自体が露出しているのも問題です。
パイプファンを取り付けるであろう穴の廻りには、明らかな断熱欠損も見られます。
住宅省エネルギー技術施工技術者講習テキストによれば、正しい施工は以下の通りです。
まさに、典型的なNG施工です。
吸湿性が高く、放湿性が低い(湿気を吸いやすく、吸った湿気は吐き出さない)グラスウールは
蓄えた湿気で本来の断熱性能を発揮する事が出来ません。
先々が心配です。
アトバイスしようか悩みましたが、やめました。イチャモンつけてると言われたくないし・・・。
この現場だけが特別なんでしょうか?
posted by t.arai
東京都練馬区北町2-13-11
03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分