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『FPの家 Y邸』
サイディング、張っています。
面ごとに下からサイディングを張っています。
FPの家は外壁廻りの壁にウレタンパネルが入る為、通気層を利用した電気配線を行う事は
以前のブログでご紹介しました。
覚えていらっしゃいますか?
サイディングを張ってしまうと見えなくなる電気配線。
外壁にアンテナや照明・住宅設備等、釘を打つ事も多々あります。
万が一、配線に誤って釘を打ってしまったら大変です。
そこでサイディングの上にマスキングテープを貼り、注意喚起を行います。
格好悪いですが、これが一番間違いのない対策なので・・・。
話は変わりますが・・・
今回はサイディングの施工方法を少しだけご紹介したいと思います。
下記の順番で施工が行われます。
(事前の防水紙張りや窓廻り・管廻りの止水処理
土台水切やハット型ジョイナー等の取付は割愛させていただきます。)
①現場にて必要長さ(既に取り付けてあるハット型ジョイナー間寸法)を測ります。
②採寸した長さにサイディングを切断します。
③カットしたサイディングを運び、取付けたい場所に嵌めます。
その際、下図右側のように下のサイディングおよび通気金物にしっかりと差し込むことが肝心です。
上図はAT-WALL テクニカルガイドから抜粋しました。(断熱材がグラスウールになっていますね)
④嵌め込んだサイディングに通気金物を差し込みます。
⑤差し込んだ通気金物をビスで固定します。
⑥これに、カットしたサイディングを嵌め込みます。
この作業をひたすら繰り返す事になります。
地道な作業ですよね。
家づくりをしていると、「ローマは一日にして成らず」という言葉を思い出します。
作業する人々のこうした不断の努力があってこそ、家は完成します。
私も現場管理を通して、皆様の家づくりのお手伝いが出来れば・・・。
改めて思いました。
posted by t.arai
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