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長い間、押入の床材として「シナベニヤ」を採用しておりました。
無垢フローリングを提案している弊社が、押入床だけは合板
釈然としないまま、何年も経ってしまいました。
色々検討もしましたが、結局・・・。
『桐の無垢板』
を採用します。
上の写真はカットサンプルです。
実物は910mm×1820mm×12mm(所謂3×6サイズです)
実(サネ)加工はありません。
桐板の特徴は以下の通りです。(輸入元のカタログより抜粋しました)
安価という点と調湿作用に魅力を感じ、早くから検討をしていた材料でしたが、
魅力のひとつでもある「柔らかさ」が仇となり「傷」のクレームが出るのを恐れていました。
でも押入の中だし、合板だって傷つくのは同じ・・・。と思う事にしました。
ところで、桐の木ってどんなでしたっけ・・・
キリ(桐、学名:Paulownia tomentosa)は、ゴマノハグサ科(あるいはノウゼンカズラ科、独立のキリ科 Paulowniaceaeとする意見もある)キリ属の落葉樹。
漢語の別名として白桐、泡桐、榮。
こんな木のようですね。(花はこんな感じのようです)
こっちのイラストの方がピンときます。
そうか、花札にもありましたよね。
花札なんて知らない世代、たくさんいるんでしょうね・・・。
高さは10m程、初夏に円錐花序に淡い紫色の花をつける。
葉も特徴的であり、広卵形の大きな葉をつける。
古くから良質の木材として重宝されており、下駄やタンス、琴。神楽面の材料になる。
日本で採れる木材としては最も軽く、湿気を通さず割れや狂いも少ない。
発火しづらいのも特徴のひとつであり、金庫などの内装に用いられる。
なるほど、ほるほど。
桐たんす、有名ですよね。
弊社の造る注文住宅は、押入床に
金庫の内張りや高級タンスに使う「桐の無垢板」を採用していまーす。
あなたの家にもいかがですか。
posted by t.arai
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