時々、勉強しています。

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そんな時は、机の引出しを開けて

平成25年度 国土交通省補助事業

住宅省エネルギー技術

施工技術者講習 テキスト

を読んでいます。

設計講習

省エネ基準と関連制度の解説

の3冊あるんですけど、こればかり・・・。

でも・・・

実はこの本、プラスチック系断熱材はあまり取り上げていません。

グラスウールによる省エネ技術がメインなんです。

 

今回「あれ」と思ったのが、上のページでした。

バスユニットまわりの施工手順を断熱施工の観点から詳しく説明してあります。

本文中のこの言葉

「バスユニットまわりの外壁は、防湿フィルムを連続させるために、石膏ボード等を

横架材まで施工するか、若しくは防湿フィルムの継ぎ目を乾燥木材で抑えます。

~以下略」

えっ、3階建ての耐火被覆以外で

バスユニット廻りに石膏ボードなんて貼っているのかなぁー

早速、パソコンで画像検索をしてみました。

どちらも丁寧な断熱施工だと思います。

この後に石膏ボードを貼つたのでしょうか?

こちらの現場は、石膏ボードを貼っていないようですね。

プラスチック系断熱材の場合は、継目に防湿テープを貼る事で防露性能を確保出来るので

こちらの施工は問題ないようです。

ここで、以下のページをご覧ください。

気密層の必要性と気密材について書かれたページです。

内部結露を生じさせないために「気密層」は必要です。

気密材には色々とあります。

防湿フィルムや透湿防水シート

合板や石膏ボード

ボード状プラスチック断熱材

木材等

ここで注意して戴きたいのが、本文中のこの文章です。

「吹付け硬質ウレタンフォーム(JIS A9526)

※充填断熱に用いた場合は、単体で気密層とみなすことはできません。」

という事は、

このような、現場発泡ウレタンの現場でも石膏ボードを貼らないとNG施工になるという事です。

こうして、考えてみると

FPの家って、施工が大変だと思っていましたが

意外と、そうでもないのかも・・・。

なんて思っちゃいます。

最後に「FPの家」の施工写真をご覧ください。

硬質ウレタンフォームを使っているため、気密シートは施工しません。

断熱材の継ぎ目を防湿・気密テープでしっかりと貼るだけの簡単施工です。

 

 まだまだ、正しい施工が出来ていない工務店やハウスメーカーがあるとしたら

怖い事だとおもいませんか・・・。

現場を見る機会がある人は、よく確認してみた方がいいかもしれません。

 

  https://www.assetfor.co.jp

 posted by t.arai 

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