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『FPの家 S邸』
現場に着くと、土台および大引と構造金物が既に納品されていました。
ビニールで養生されたプレカット材
黄色いビニールを剥がしてみました。
きれいに加工された土台
これを部材に書かれた番付を頼りにそれぞれの場所に運ぶ訳ですが、
ここで問題発生です。
すっかり失念していたのですが、昨日の雨が基礎の中に結構溜まっています。
水抜き栓は設置してあるんですが、水の浸込みが悪い所が2カ所程あるようですね。
深さ5㎝くらいでしょうか・・・
これでは、作業を進めることができません。
でも手元に排水ポンプもなく・・・。
チリトリでひたすら水掻きをしました。
とりあえず、靴で歩ける程度にしたところで作業再開です。
先日付けた土台墨に従って、土台の内外に線を引きます。
墨壺の出番ですね。
細かいところは、この線を目安にして測ったりしています。
土台墨をつけている間に、土台をそれぞれの場所に配置しています。
配置した土台を基礎の上に載せ、土台墨に合わせます。
アンカーボルトの線を土台側面に書きます。
土台裏を上にして置き、アンカーボルトの位置を書き込みます。
この墨に合わせて穴を開けます。
穴を開けたら、防蟻剤を塗布します。
勿論、ホウ酸系防蟻剤です。
アンカーボルト穴を開け、防蟻処理をしたら
基礎パッキンを敷き込みます。
土台を再度それぞれの位置に配置し、基礎の上に敷き込みます。
継手は正確に加工されているため、ウレタン掛矢で何度も叩かないと入りません。
しっかりと合わさった継手部分
この後、アンカーボルトにハイブリッド座金を仮留めします。
全ての土台を敷き込んだら、全体の配置を確認しハイブリッド座金を緊く締めます。
大引を入れ、鋼製束を固定します。
これで、土台敷き完了です。
大工さん、お疲れさまでした。
明日は、先行足場を架設する予定です。
天気が少し怪しくなってきましたが・・・
てるてる坊主さん
よろしくお願いします。
posted by t.arai
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