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東京電力の方がみえました。
話題はもちろん
2016年4月より電力自由化がスタートします。
電力系、ガス・石油系、Web・ポイント系、通信系等多様な分野・異業種がさまざまな商品を展開する事が
期待されます。
ところで、電力自由化のスケジュールご存知ですか。
平成27年
7月31日 託送供給等約款の許可申請期限
8月 3日 小売電気事業の事前登録の受付開始
~12月末 託送供給等約款の審査終了→託送供給等約款の許可
12月28日 離島供給約款および最終保障供給約款の届出の期限
平成28年
1月~ 小売電気事業者の変更を希望する需要家の受付開始など、事前の開始
4月 1日 小売り全面自由化の実施(第2弾改正電気事業法の施工)
出展:「第13回制度設計WG事務局提出資料(H27.6.25)」
と言うわりには、細かい商品情報が漏れ聞こえてきません。
どうやら、各企業が様子見を決め込んでいるようです。
後出しジャンケンに持ち込もうとしているのでしょうか?
とりあえず、東京電力としてほぼ決定している事を教えていただきました。
上表は現在利用できる契約メニューですが、
紫枠で囲われた8メニューはH28.3.31お申込み受付分以降終了となるようです。
ただし、オール電化メニューはなんらかの形で残す見込みとの事。
時間帯の変更や深夜料金の変更などが検討事項になっているようですが、メリットは減ると思われます。
自由化後のメニューの変遷は以下の通り
臨時電灯・電力(工事業者が使う仮設電気)と従量電灯(最も一般的な契約メニュー)などについては
事業者が東京電力から東京電力エナジーパートナーに変わるだけで、特に変わりはないようです。
電化上手など先述の8メニューは、
来年の3月31日をもって新規加入終了となり
他事業者のメニューと同様に新メニューからの選択になります。
東京電力の場合であれば
3月前にご入居する方は、とりあえず従量電灯契約もしくは電化上手契約を申し込んでおけば
継続する事も出来るし、新メニューに変更する事も可能のようですね。
4月にご入居する方は、3月中に申込みをする事で送電開始が4月前であっても後であっても
引き渡しの時点で新メニューを選んでいただくことになります。
4月以降に申込み・送電開始する方は新メニューを選んでいただきます。
オール電化メニューにつきましては、新メニューの方が明らかにメリットが少なくなりますから
3月中に申込み・送電開始・引き渡しする事がベストだと思われます。
ただし、工事会社が使用していた臨時電灯をお客様の名義に変更して申込みをする場合は
このケースに当たらなくなりますので、事前に東京電力への相談が必要になります。
ご注意ください。
引き渡しの際のお客様への電気事業者およびメニューの選択を
どのようにご案内すればよいのか、全くわかりません。
お客さまが、よりメリットのある事業者・新メニューを希望するのは当たり前です。
価格・COMのような比較サイトでも出来る事を願うしかありません。
今後も、電力自由化の話題は逐一ご報告したいと思います。
固い話になってしまいますが・・・。
posted by t.arai
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