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先日、毎年恒例のイベントを覗いてきました。
とにかく、会場が遠い。（ビッグサイトです。）
カタログやお土産グッズを持ち帰るのが億劫。（貰わなきゃいいんですが・・・
）
最近、目新しい物が少ない。
など、魅力を感じなくなっています。
でも今回は、いつもお世話になっている「株式会社ＦＰコーポレーション」が
ＦＰパネル
を出展しているとの事、様子を見てきました。
ブースの前には、モニターが据えられています。
どうやらＦＰパネルの施工風景を放映している様子。
何人かのお客様が興味深く眺めています。
中には顔なじみのスタッフに説明を求めている方も見受けられました。
「ガンバレ！
会員を増やして、ＦＰの家をもっとたくさん建ててくれーっ！」
と心の中で応援しつつ画面を覗いてみると
なんと
そこには良く知る顔が・・・。
先日『ＦＰの家 Ｙ邸』で撮影していた画像が流れていました。
弊社の大工さんが、額に汗しながら照れくさそうに
手に持ったウレタン掛矢で、パネルを叩いています。
聞いてないよ・・・。
またブースの片隅に置かれたＦＰ壁パネルの傍には
ウレタン掛矢も置かれていました。
どうやら、お客様に叩いてパネルを入れてもらうみたいです。
これって、前回の構造現場見学会で行った
『ＦＰパネル施工体験』のパクリじゃん
評判を聞いてみました。
「最初は良かったんです。
でも、突貫工事でしょ。作りが甘いのか柱が開いてしまい、
パネルがすんなり嵌ってしまうようになりました。」との事。
ダメじゃん。
パネルの精度の良さをアピール出来ないよ・・・。
きちんと説明して、フォローしてくださいね。
他のブースも一通り覗いてみました。
目についたものも何点かあります。
2点ほど簡単にご紹介したいと思います。（既に知っている方もいらっしゃいますかね・・・。）
1つ目はこれです。
相澤銘木株式会社のアミパネル
弊社では、今まで外壁合板として「ノボパンＳＴＰⅡ」を採用していました。
廉価であり、耐力面材としては非常に優れているんですが、
とにかく透湿抵抗が高い（湿気を通しにくい）のが難点です。
ノボパンを張る際に隙間を空けて対応はしていました。
透湿抵抗の低い他の製品への変更も検討していましたが、大幅な価格アップに繋がります。
他の工法と異なり、ＦＰの家の場合は雨仕舞のために外壁合板を張る必要はありません。
長い間行ってきた施工でしたが、外壁合板の施工の止めよう。と決めたところでした。
メリットはいくつかあります。
コストダウンできる事。
躯体から排出された湿気をスムーズに透湿防水紙から排出できる事。
工期が少し短縮できる事。
ＦＰ壁パネルの施工前に下屋施工が出来る事 等々。
デメリットもひとつだけあります。
外廻りの耐力壁が少なくなる事。
その分は筋違入りパネルで対応しますが、極端に細長い建物や3階建ての1階などは
耐力壁不足も予想されます。
その際の対応を考えていた矢先に、この製品の事を知り
今回実物を見る機会となりました。
サイディング下地としてはもちろん、左官下地としても使えます。
ラス下地と通気層、透湿層、そして耐力壁としても活躍してくれる頼り甲斐のあるパネルです。
必要に応じて採用する事もありそうですね。
値段は少々張るようですが、引き続き価格交渉してみるつもりです。
2つ目がこちらです。
ハウス企画の鎧ガード
同じく耐力壁不足を解消する為の特殊な金物です。
こちらも非常に面白い製品だと思います。
ネックはやはり価格でしょうか。
引き続き価格交渉を続けるつもりです。
出展者の方々から戴いたお土産です。
次回見学会にてご希望の方に差し上げたいと思います。
早い者勝ちです、あしからず・・・。
posted by t.arai
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