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『おうちのはなし』が届きました。
弊社で定期購買している情報誌です。
№095
今回は
地盤が心配なら・・・
地盤の強さと、その対策
という記事がトップになっています。
とても興味深い内容なので、抜粋させていただきます。
大きな災害があると、住宅の安全性が心配になります。阪神淡路や東日本大震災などの地震だけでは
ありません。鬼怒川の堤防決壊でも住宅に大きな被害が出ました。
そればかりか、横浜マンションが傾いた事件など、直接的な被害がなくても、安全性に疑問が生まれた
だけで、安心して住むことができなくなります。我が家の安全が確保されていることは、日常生活を送る
ためには欠かせない要素です。
東日本大震災の大津波で、家が流されているのを目の当たりにすると、地震の強度とは比べられないほど
の大きな力が働いています。同じように鬼怒川決壊でも多くの家が流されました。
その中で「奇跡の白い家」と呼ばれた建物がありました。他の流された家を支えてまで、残った映像が
記憶に残っています。
奇跡の白い家
とても強い家だと噂になりましたが、冷静に被害状況を見ると、建物の強さよりも、
じつは地盤の強さの問題であることがわかります。
大津波の現場では、土台だけが残されて家が流されています。これはまさしく家の強度が津波という
水の力に敵わなかったものです。しかし、鬼怒川決壊の現場では、基礎からひっくり返されるように
流されていました。深く地面をえぐった水流は、基礎ごと家を押し流したのです。
こうした中で残された白い家は、地盤がえぐられていません。
実際の現場写真を見ても、その理由はいくつか考えられます。
まずは水の流れの分かれ目にあったのです。それは写真を見てもわかります。
また、じつは流れてきた家が盾のようになって、地盤をえぐることを防いだ可能性もあります。
そのように考えると、白い家は2つの家を支えたのではなく、2棟に守られたのです。
もしくは、鬼怒川沿いの典型的な河川堆積地の軟弱地盤にある土地だけに、新築時に杭打ちなどの
地盤改良を行っている可能性があります。
この杭が、地盤をえぐることを防いだひとも考えられます。
いずれにしても「奇跡の白い家」は、地盤によって守られたのです。
この後も記事は、横浜マンションが傾いた事件に続きます。
そして地盤補強の大切さとともに、軟弱地盤に対する対処法の紹介となりますが
とりあえずここまでとさせていただきます。
続きを読んでみたいと言う方は、弊社までご連絡ください。
白い家を建てたハウスメーカーは何処?
なんて話題もありましたね。
重量鉄骨の建物ならば、どれでもあの位の強度は確保できてるよ。
なんて豪語する方々も記憶にあります。
雰囲気に流されることなく、冷静に現実を把握し見極めるこうした姿勢
見習いたいと思いました。
posted by t.arai
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