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とある雑誌に載っていた記事の切り抜きです。
「エコ」という言葉の意味(自分の中の順番)が、近年変わってきているようです。
これまでは「光熱費の削減=省エネ」が一番でしたが、
これからは「健康長寿」が一番になるようですね。
健康長寿のための家づくりと言えば
弊社の出番だと思います。
今までもこの場を借りて、何回もお話していると思いますが
『FPの家 S邸』
の
樹脂サッシ取付に備えて
開口部の断熱強化と健康の関連性について
お話したいと思います。
まずは、こちらをご覧ください。
毎度お馴染みの「英国保健省の冬期の室温指針」です。
全ての室の許容温度を18℃とし、それを下回ることでさまざまな健康リスクが高まります。
16℃以下では深刻なリスクが現れるという内容にびっくりです。
冬の寒さが体に与える影響は様々ですが、冷ショック(ヒートショック)で起こりやすい循環器疾患には、
血圧が大きく関係し、高血圧や動脈硬化の傾向にある人に起こりやすいと言われます。
住まいの断熱化を適切に行ったモデル住宅での、体験宿泊を行った際のデーターでは
起床時の血圧低下、心拍数上昇の抑制などが認められました。
暖かい家は、家族の健康を維持するための大切な器です。家は20~30年と住み続けるもの。
健康に不安の無い自分は勿論、小さい子供だっていつかは高齢になります。
健康を害さない家づくりをしたいと思いませんか?
こんなグラフがあります。
同じ住宅モデルを用いて、
⑤の外気温に対する、それぞれの断熱等級の家の
一日中暖房をしていない1階トイレの温度変化を表しています。(Ⅲ地域/盛岡)
④は等級2、③は等級3、②は等級1になっています。
ちなみに、等級1が昨今「高断熱」といわれているグレードになります。
1月25日の朝7時、外気温度は4℃の時
等級1のトイレの室温は11℃、等級2は8℃、等級3は6℃くらいでしょうか。
ちなみに、等級1の窓を性能の高い物に変更した場合の室温が①に当たりますが
これが14℃になります。
いずれの室温も、先述の英国保健省の冬期の室温指針によれば、失格であり
暖房を用いるか、更なる断熱強化を行う必要があるという事になります。
東京都における②のQ値は2.7W/㎡・K
(建物外皮からの熱の逃げる量、値が小さい程暖かい家となります。)と定められていますが、
弊社の住宅のQ値は1.9W/㎡・K程度でしょうか。もちろん、開口部の断熱補強も行っていますから
トイレの室温は①以上になる事、間違い無しです。
(室間および上下階の温度差2℃以内という性能をお約束しています。)
『FPの家 S邸』では
玄関ドアにスゥエーデン製の木製断熱ドアを使用し
窓に国産材を使用した木製窓と樹脂窓を併用しています。
高性能開口部が、より健康長寿で省エネな住まいをお約束します。
12月20日の構造現場見学会では、
実物をご覧いただけると思いますが、
事前に施工風景をアップ予定です。
ご期待ください。
posted by t.arai
東京都練馬区北町2-13-11
03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分