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『FPの家 S邸』
2階のネダノン合板(t:30mm)の上に、制振マットを敷いています。
黒いゴムのようなものが、制振マット「ユニフェルト6A」です。
これを敷いた上にフローリングを貼るだけで、「軽量床衝撃音」が20㏈も低減できるというスグレモノです。
2階でプリンターを作動している音も、1階では普通に話している声程度に聞こえるようですね。
20㏈の低減とは、音圧が1/4になるそうですから、それなりに効果が期待できそうです。
音は人により聞こえ方がずいぶんと違います。ある人には問題ない音が、我慢できない音と感じられる方も
いらっしゃいます。そうなる前に、最低限の防音対策は行いたいものです。
また、1階の天井には吸音材を入れています。
白いボード状の綿が「ユニウール」。
ペット樹脂で出来た厚さ50mmの吸音マットです。
天井野縁の上に敷き込み、その下に石膏ボードを張る事で空気伝播音の軽減を図る事ができます。
弊社では階上音対策として、
上記「ユニフェルト6A」および「ユニウール」を標準的に採用しています。
2階フロアーの貼りあがりはこんな感じです。
ユニフェルト6Aを施工した床は、施工しない床と比較すると
歩き心地が少しふわふわします。
メーカーに言わせると、これを施工する事で「床の硬さ=G値」が100以下となり
転倒時の衝撃から身を守る事が出来るそうです。
確かに上の表を見ると、数値が20以上も改善している事がわかります。
階上音対策を行う事で、転倒時の怪我を減らすことができるなんて
お得ですよね。
大工さんがこつこつと施工を行うことで、
床上のコツコツ音が小さくなる。
面倒だけど、大切な事だと思います。
換気システムの施工も行われました。
12月20日の見学会の際には、もう見られないと思います。
今回の写真で、ご勘弁を・・・。
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posted by t.arai
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