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いよいよ、最終章突入です。
地球温暖化とエルニーニョ・ラニーニャの関連については非常に関心の高いところですが、
気候モデルによるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の予測や気象庁をはじめとした
各研究機関の予測のいずれにおいても、平均的に太平洋赤道域東部の海水温はわずかに上昇し
エルニーニョのような海水温異常が強まるという程度の予測が多いようです。
気候モデルによる予測ではエルニーニョが強まり増える可能性が大きいとしても、断定できるほど
確実なレベルには達していないという内容です。
エルニーニョの原因がはっきりと解明されていない事や、
未発見・未解明の小規模な現象がまだあるのではないかという事、
エルニーニョなどの現象に対してのモデルの再現が、まだ正確に出来ていない事
などが挙げられています。
また研究者の間でも、過去数十年間の太平洋赤道域東部の海水温の変化傾向は、地球温暖化
が関係しているという意見と自然変動であるという意見に分かれており、結論として今の段階では
モデルの予測に基づいても「エルニーニョが強まる・増える」とは断定できず、地球温暖化との
関連性については「関連している可能性がある」程度にとどまっているようです。
なお、「エルニーニョは地球温暖化によって起こる」という断定的な考えもありますが
これは誤りで、温暖化に関係なくエルニーニョやラニーニャは発生すると考えられています。
参考:家を建てる前に読む本/改正住宅省エネルギー基準/解説と手引き/奈良憲道 編
ようやく、終わりました。
気象の話は門外漢のため、チンプンカンプンです。
なんとなくわかったような、わからないような・・・。
ロシアの天文物理学者の中には、太陽活動の低下から、地球の寒冷化を訴える方もいるとか・・・
地球温暖化?
地球寒冷化?
まだまだ、わからない事ばかりというのが実情のようです。
とにかく、「転ばぬ先の杖」ということで
今年も一年、「省エネ住宅」をお勧めしたいと思います。
よろしくお付き合い戴けますよう、改めてお願いいたします。
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posted by t.arai
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