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先日近所のスーパーで、こんなチラシを見掛けました。
すぐ目の前には畳を敷いた長椅子があります。
さっそく長椅子の座り心地を体感しつつ、チラシを手に取って裏面を見てみました。
「フレクスター」というクッション材が畳表と畳床の間に入っているようです。
その座り心地は、堅くもなく柔らかすぎることもない、なかなかのものでした。
最近の畳は、畳床が「わら」から「スタイロフォーム」や「MDF」に変わっていて
座り心地が堅いんですよね。
古くなった畳のふにゃふにゃした感じはNGだけど、堅すぎるのもなんだか味気ないと思っていました。
断熱性も高性能グラスウール並みに高いようだし、通気性も良いようです。
株式会社クラレが開発したという「フレクスター」をネットで調べたところ
ダウ化工株式会社とクラレクラフレックス株式会社が共同開発した高機能な薄畳床(うすたたみとこ)
「芯匠(しんぞう)」という2010年のニュースがヒットしました。(2011年1月から発売開始との事です。)
随分前からあった商品なんですね。知りませんでした。
日本固有の伝統的住文化のひとつ「畳」ですが、住環境の変化により畳の使用は縮小傾向にあります。
また高齢化社会が加速する中、住宅のバリアフリー化も進んでおり、畳も薄くなる傾向にあります。
ところが畳を薄くする事で、畳本来の持つ機能性のひとつ「転倒衝突安全性」や
断熱性が犠牲になってしまいます。
こうした問題の解決を目指し
ダウ化工のスタイロフォームと、クラレクラフレックスのフレクスターを使用した畳のようです。
お値段次第とは思いますが、「堅い畳はどうもなぁー」とお感じの皆さん
フレクスター畳、いかがでしょうか?
https://www.assetfor.co.jp
posted by t.arai
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