インフルエンザよ、さようなら。

 

結露は住宅を腐らせる元凶となるばかりでなく、カビやダニが発生する原因となって家族の健康を

脅かします。結露によってカビが発生し、カビを餌にしてダニが繁殖します。

中でも人に危害を与えるのはイエダニですが、これらの死骸や糞・カビの胞子などがハウスダストとして

部屋中を飛び交い、喘息やアトピー性皮膚炎などの原因物質になります。

正しい断熱施工によって建てられた家は、冬は室内が湿度40~50%程の乾燥状態に

保たれているため結露が起きません。

また湿度の高い梅雨はエアコン1台で全室の除湿が可能で、カビやダニの発生を抑えることが

出来ます。

ただし、乾燥し過ぎるとインフルエンザウィルスの生存率が高くなります。

温度が21~24℃の場合、湿度50%以上では4時間後の生存率は6%前後ですが

湿度20~35%の乾燥時では生存率が23時間後でも14~22%と高くなっています。

また、人間は鼻と口から吸い込んだ埃や細菌などを、気管の粘膜から排出された粘液と一緒に

気管の繊毛運動によってタンなどとして外に吐き出します。

しかし室内が乾燥し過ぎると、粘膜や繊毛活動が弱まり、細菌などから人体を守るフィルターの役目を

果たせなくなってしまいます。

(通常の繊毛のある上皮は、排出される粘液と捕えたゴミを除去することが出来るが、

乾いた気管では、繊毛の上皮は乾いた粘膜がカサカサになって部分的に見えなくなっています。

このような状態ではゴミや微生物は除去することはできません。)

風邪をひいて病院に行くと、「家の中を加湿しなさい。」と言う医者がいます。

「湿度を上げると、結露やカビ・ダニはもちろん、ひどい時には家が腐ったりします。」なんて

言ったりすれば、「家と体のどっちが大切なんですか?」なんて言われるかも・・・。

(もっとも、カビやダニだって体に悪いものなんですけど・・・。)

冒頭にあるように、通常の生活をしていれば湿度40~50%程度に納まるためほとんど問題には

なりませんが、万が一乾燥が進んでしまった場合は加湿器を使い、

湿度50%を目安に調節してください。

参考:西方里見 著(株式会社エクスナレッジ 刊) 「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」

高断熱・高気密住宅は、ウィルスやアトピーにも良いようです。

知れば知るほど、凄いですよね。

 

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  posted by t.arai 

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