潜入調査してまいりました。

昨日お邪魔した、

省エネ住宅ビジネスセミナー」ですが、セミナーの内容自体はさほど興味を惹かれるものもなく

省エネ法から建築物省エネ法への移行の話やZEHの話も含めて、新しい情報をgetする事は出来ませんでした。

元々昨年11月にオープンした、「スマートウェルネス体感パビリオン」の見学が目的でしたから、問題はないんですけど・・・。

スマートウェルネス体感パビリオンは、横浜市と慶応義塾大学およびナイスグループの共同事業となっています。

産官学の連携により、住まいと健康・環境のつながりを体感でき学べるのが特徴です。

見て、触れて、感じて、知っていただくことで、健康寿命の延伸に寄与し環境問題にも貢献できます。

それでは、潜入調査開始です。

外観はこんな感じでした。

 センター棟

 1号棟

 2号棟

外観写真を撮影中に、問題が起こりました。

事前に撮影の可否は確認してあったし、セミナー担当者にもOKは戴いていたのですが・・・。

建物の至る所に撮影禁止札が貼ってあります。

案内係の方に聞いてみると、「NGですよ。」とのそっけない返事。

仕方ない、こっそりと撮影するか・・・。

何しろ撮影する気まんまんですから・・・。

1号棟は、高性能グラスウールを使った次世代省エネ基準相当の家になっているそうです。

時間の関係で、中に入る事は出来ませんでした。残念。

センター棟は「見て・触れて・感じて・知る」住まいと「健康」・「環境」とのつながりを楽しく学べる

スマートウェルネス体感パビリオンになっています。

こちらは、とにかく人の目が多く撮影することはできませんでした。

という事で、案内パンフレットにてご勘弁を・・・。

間取りはこんな感じになっています。

 

 

 

 

 

特に、4番のくらべルームが面白いと思いました。

大きな冷蔵庫の中に、次世代省エネ基準相当の家と無断熱の部屋を再現してあります。

冷蔵庫の中の気温は5度、室温はそれぞれ25度位でしょうか?(聞いたけど忘れちゃいました)

赤外線カメラも置いてあって、自由に覗くこともできます。

案の定、壁上部と天井との取り合い部や壁下部と床との取り合い部、壁の入隅部には明らかな熱橋が出来ていました。赤外線カメラを除くとブルーのラインがくっくりと出ています。

現場発泡ウレタンによる充填断熱のようですが、隙間の処理はお粗末なようですね。

表面温度やエアコンの風の具合を、体感できるしくみになっています。

無断熱ルームは床や壁が冷たくなっていて、とても不快でした。昔の家ってこんな感じでしたよね。

長い時間いると、50代の人は確実に血圧が上昇するそうです。血圧計も用意してあるので、自分で確認することも可能になっています。慶応義塾大学の生徒さんも実験しているようですが、やはり若い方には影響が少ないようです。(40~50代以上にならないと温度と健康の関係は体感できないようです)

別のコーナーでは、気密と換気の関係や素材による遮熱・断熱性能の比較なんかも出来るようになっています。

断熱モデル展示の中に、現場発泡ウレタンやFP断熱がなかったのが残念です。

 

2号棟は、延べ床面積30坪程度のロフト付2階建て住宅になっています。

実際の住宅で、体感してくださいと言うことでしょうか。早速玄関を潜りました。

間取りはこんな感じです。

 

 

外壁は厚さ120ミリのセルロースファイバー+60ミリのウッドファイバーボード

屋根および床は厚さ100ミリの発泡ポリスチレンフォーム

窓は樹脂サッシ/Low-E複層ガラス(ガス無し)

第一種換気システムを採用しているとの事でした。

外壁に比べると、床・屋根・開口部が・・・。なんかバランス悪くないですか。

朝9~10時までの一時間のみエアコンを掛け、その後は消しているようです。

床暖房は設置してありますが、使っていないという説明でした。

ここでは、係の人が付いていなかった為撮影しちゃいました。(ゴメンナサイ)

換気システムからの冷気が凄いことになっています。

おそらく定期的に吸気と排気が切り替わるタイプのダクレス換気システムと思われますが、熱交換はしていないのでょうか。この様子を見るとしているとは思えません。

ロフトは理想的な温熱環境のようです。

でも付加断熱をした割には、熱橋が見られます。

窓の性能の低さも目立ちますね、やっぱり・・・。

こちらは2階洋室の窓際です。

窓以外は問題なしというところでしょうか。

屋根は熱橋が凄いですね。

エアコンの下側が、凄い事になっていました。

換気扇が原因と思われますが、入隅部分の熱橋も気になります。

付加断熱ですよね?

 

リビングの床が、思った以上に暖かく感じました。

床断熱を採用しているからとは言え、断熱材もそれほど良いものを使っていませんし、暖房も停めています。なぜ???

「今日は朝から出入りが多いため、いつもよりも室温が下がっていますよ」

なんて、係の人は言ってました。

「床暖かいですよね。床暖房ですか?」

見学者の一人が聞いています。

「いえ、床暖房は使っていません。たぶん、日射のお陰ですよ。」

との答えが返ってきました。

でも床の写真、不自然ですよね。

こんなに温度差がはっきり出るなんて・・・。

係の男性、床暖房点けてるの知らなかったとか・・・。

色々と勉強になりました。(こんなブログ見られたら、叱られちゃうかな?)

見学者のみんなも、断熱材でこんなに暖かくなるんだ。と感心していました。

少し遠かったけど、来て良かったと思います。

予約さえすれば、いつでも見られるそうです。

ご興味のある方は

電話してみてください。電話番号は0120-714-501となっています。

ホームページ有無は確認していません。(申し訳ありません)

夏も行ってみようかな?

 

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  posted by t.arai 

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